横浜のチャイエスは本当にひどい店が多い。
客を客とも思わない対応くらいならまだ許せる。
なぜって、基本どの店に行っても横浜のチャイエスの場合はそれが当たり前だから。
こう言うとどれだけ酷いのかおわかりいただけるだろう。
だから、僕はほぼチャイエスには行かない。
大久保や蒲田なら話は別だ。天国と地獄位の差はあるだろう。
ところが横浜にも、たまぁ〜に良い店もある。
チャイエス300店に対して一店舗くらいかな?
桜木町駅から徒歩7.8分くらいのところにある某店はなかなかのサービスの店で人気を博している。
その分お値段は近隣の店よりややお高い。
そんな店に気まぐれで行ったときの話だ。
週末で雨の日だった。
店の扉を開けたのはママだった。ママと言ってもまだ若い。
いつもスケスケのキャミソールみたいのを着ていてノープラなのがすぐに分かる。その日もそんな出で立ちで出てきた。指でペロッとキャミソールをずらすと形の良い富士山がふたつお目見えした。きっと彼女のご自慢なのだろう。惜しげもなく拝ませてくれる。
下の御開帳の方は正直ないが、、、
さて、今回はママからのご提案で
新しい嬢をあてがってもらった。その際、ママか後で感想を聞かせてほしいと言われた。その時はさして気にもせずに承諾した。後にその本意を知ることになる。
嬢は二十代後半の美人タイプだ。しばらくして、彼女が中国人ではないことを知った。日本とフィリピンのハーフだった。
岡山にいたころは風俗の経験もあったとかで。。。
その日が最初のインだったそうだ。
マッサージの方は、やはり初めてということで施術している本人もどうして良いかわからない様子だった。
マッサージの施術がもどかしかったのだろう。早々にあちらのサービスを始めた。
ことが済んだあと少し話を聞くと流暢な日本語で自分が「岡山」からの家出人であること、旦那から逃げてきた。(後に家を追い出されたことが判明するのだが、、、)
不思議だった。
なぜなら、ママはこの美人嬢を本当に店に配備するか悩んでいる様子だったからだ。
こんな美人なら人気になるのは間違いないのになぜなのか?
でも、その理由はすぐにわかった。
それはどういうことかというと彼女には精神疾患があるということだ。本人は統合失調症だと言った。
僕が、統合失調症の患者が自分で自分を統合失調症だとは言わないだろうと質問すると医者がそう診断したというのだ。
初めは受け答えは普通だったので、とても精神疾患があるとはわからない。
しかし、薬が切れだすと少し異変がおきはじめた。
独り言が多くなり始め、はじめは、あまり気にならない程度だったけれども、しばらくするとかなりおかしい状態になった。絶え間なく独り言を言っている。しかも意味不明、支離滅裂。
これは、厳しい。
彼女が家出人だとういことを知ってしまったぼくは、このあとママからの本日二度目のご提案を断れなかった。
今晩あなたの家に泊めてあげて!
ムムムッ!
どうしたものか?
ムムムッ!
しかし、容姿だけは美人だ。
しかし、ムムムッだ!
断りきれなかった僕は、ママの策略を知り、ママを半分恨みながら、でも仕方なく、正義感を持って彼女を家に招き入れることにした。
帰りがけ、確認すると医者からの処方箋は持っているらしいのだが週末で薬局がやっていなかったと聞かされた。
なら、日曜でもやっている薬局に行けばよいではないか、ということで明日朝イチで薬局に行こうと言うと、彼女は一言。
薬が高い!薬を買う金もない! と、
そんなのぼくが出してやる。
ということで決定!
じゃ家に帰って寝よう。
といことで帰宅。
なんだかんだで家に着いたのは朝方だった、もう少し明るくなっていた。
荷物がやたら多く特大のスーツケース2個とこれまた特大のボストンバッグ。
しかもかなり重たい。
さすがに家出人だけのことはある。
家族は彼女のことを捜索していないようだった。
なぜそう言えるのかというと、岡山から横浜についたその当日にとあるマンションに勝手に入り込んで階段の踊り場で寝ていたそうだ。すると、そこの住人が不審者として警察に通報していたようだ、警察は身分証明書と併せて、マンションに入り込んだ動機を確認するも保護にまで至らなかった。なので、捜索願が出されていないということだ。
おそらくは、独り言ばかり言っては、奇声を上げたり、意味もなく笑いだしたりしていたので、そういった様子を見た家族が不気味に思い家を追い出したのかと推測した。岡山で働いていたという風俗店もそんな症状の彼女に対して客からのクレームなどで店を追われたのかとも思う。
そうかとおもうと、ときたま、ごくまともになることもある。
正確な応答をしてきて会話が成立することもある。
端的に自分の要求を伝えてきたり、そうかと思えば支離滅裂になったり、正直疲れてしまう。
当日の彼女の服装はというと、移動の際は夏だというのに長袖のジャンパーを羽織り、僕の家につくと上着をとると丈の短いワンピースをきてしたはピンクのレースのパンティがチラチラ見えるような恰好だった。
しかし、こういう露出狂の女はいざというときは意外と攻略の難易度が高いことが多いように思う。
いざとなると、ヤダァー的な。
むしろ厚着で肌の露出をほとんどしない女のほうが楽に遊べるような気もする。
なので、僕としてはあまり好意的には思わなかった。
で、室内ではどうだったかというと、『私に触るな!』である。
どうぞ,どうぞ!
正直、精神疾患のある女に手をだすつもりなど一切ない。
実は、『私に触るな!』の後に『帰るときに抜いてあげるから、それまで我慢して』とまで言われてしまった。
これには言葉が出なかった。(いったい僕は何をしているのだろうか???????????)
苦痛だった。
翌日、早々にママに電話して返すつもりだったが、ママに電話でそのことを話すと、もううちの店では雇わないからどっかに捨ててきてくれと言われて、ビックリしてしまった。
さすがに捨て猫みたいなことはできない。
身の振りを聞いてみると、岡山に帰るつもりはないようだった。
もうすこし僕の家にいたいというのだけれども、うーむっ!
僕も病気になりそうだったのでそれもどうかと、、、(もうすでに病気だけどね)
もともと、彼女は寿町の簡易宿泊所に宿をとって、横浜の風俗店で働くつもりでいたようだった。
なので、マッサージ店で住み込みのつもりはあまり強い意志ではないようだった。
よし!寿町だ。
ということで寿町に行ってみたけど、やっぱりびっくり。
人間の住むところではない。
彼女のために部屋を探してあげるつもりできたのだけど、人間模様に病んでしまった。
あっ~こらぁだめぇだぁ~。
ということで、さような~っていう感じでフェードアウトしようとしたら、最後にお金ちょうだいって言われて幾ばくかわたしてこれで今晩の宿にしてと言って責任を果たしたつもりで解放してもらいました。
という病気になってしまうような陰気な話。
えい、やーで書いちゃったから内容が支離滅裂かもしれないが、それは御愛嬌で!
決して、僕が統合失調症ではない。
あっ、薬買ってあげるの忘れてた。やっぱり僕も統合失調症かも