完成しました。
大振りの島黄楊柾目木地に初代光匠書の彫り埋め駒です。
今回は、細めの文字を選んで頂きました。
一字書体と言えば、NHK杯でもお馴染みのこの書体ですね。
数多く一字書体が有りますが、ダントツの定番。なんと言っても、王や飛、歩の真ん中の太い縦線が良いです。
だいたい一字書体になりますと、木地に対して字が細くなるのですが、太い線がアクセントになっています。
魚龍一字もそうですが、二文字を一字にしたものでは無く、一字書体専用として作られて居るのも素晴らしいです。
龍王も、『龍』では無く『竜』を使って居るのもバランスが良いと思います。
久しぶりの彫り埋め駒になります。
大変、長らくお待たせ致しました。