早稲アカの特訓選抜システム

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今日は午後から、特訓選抜試験。

娘は5教科受験で、午前中は英語と理科の最終確認をしていた。

昨日、先生からもらった対策プリントに解答がなく、
「ママ、英語のプリント、解いて!」
と、SOS。

うーん、もう忘れたよ、英文法。
テクニックは伝授できるが、知識ではもう娘にかなわない。

とりあえず、Google先生に聞こう。
と、2時間も勉強して、ぐったり 💧

帰宅した娘に感想を聞きたいが、さいきん嫌がるので、結果を待つしかない。



早稲アカ塾生以外の多くの方々もこのブログを読んでくださっているので、
早稲アカの特訓選抜システムを説明したいと思う。

早稲アカ中学部は、中2から、特訓クラスというものができる。
(校舎により、一足早く、中1 夏から、選抜クラスができる)

特訓クラスは、試験で選抜された生徒たちが、通常のカリキュラムとは別のカリキュラムで勉強する。

授業時間、使用教材、担当講師、季節講習会のコマ数、受講できるオプション講座などなど、通常クラス(レギュラークラス)とは異なる。

模試の種類も異なる。
特訓生は、アドバンス模試(月例)、駿台模試、難関チャレンジ(早稲アカ主催の難関オープン模試)、開成実戦オープン模試、慶應女子実戦オープン模試
などの難関模試は、必須だ。
(強制ではないが、受けないと不利になる)

レギュラークラスは、学力診断テスト(月例)、首都圏オープン模試(早稲アカ主催の標準模試)、全中統などの標準レベルの模試が中心となる。
希望により、難関模試も受けられる。特訓を目指すレギュラー生が受けていることが多い。


もちろん、その分、特訓生は費用も割高になる。

特訓生の人数は学年あたり800〜1200人。平均して1000人程度。
(講師によると、この人数は本部で決められているらしい。)

塾生数がだいたい4000〜5000人なので(株主向け公式発表資料による)
特訓生はそんなにレアな存在ではない。

校舎によっては、特訓クラスはレベル分けされて、2クラス編成になる。
(ちなみにうちの校舎では、駿台模試とアドバンス模試の偏差値60以上が最上位クラスの在籍資格になる)

特訓クラスがレベル分けされると、T1とT2で授業内容が異なるので、特訓選抜試験に通過しても、特訓生のなかでの順位も重要になってしまう。

特訓生の資格審査は年に4回。
一度合格しても、次の試験で再度資格審査がある。
いつも、次は落ちるかも…とヒヤヒヤしながら勉強する特訓生たち。


特訓生の人数が多い校舎では、特訓選抜試験だけでなく、駿台模試や、難関チャレンジ模試(早稲アカ主催のオープン模試)も受験し、2つ、またはすべての試験の基準をクリアしろという振り落としがある。

と、厳しい特訓選抜だが、特訓生の学力レベルはトップ層と下位層とはかなりの開きがある。
偏差値にして25くらいは差があると推測する。

そのため、特訓生だからといって、早稲アカが標榜する早慶合格が保証されるわけではないのが現実。

早稲アカは独自の高校別偏差値表を作成及び一般公開していない。

進路相談で使用するのは、教育開発出版社のアドバンス模試や学力診断テストの結果。

早稲アカが塾生向けに出している資料には、その年のデータが掲載されている。

アドバンス模試、学力診断テストの中3秋冬の偏差値と、どこの学校に合格または不合格になったのか、無作為に抽出したラベル一覧が掲載されている。

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この表をずっと見ていくと、アドバンス模試(特訓生)偏差値55までは、男子なら早慶に複数合格が割と安定して見込めることがわかる。
その下になると、早慶一勝するかしないか。でも、偏差値30台でも全勝しているケースもあるので、個々の差はあるだろう。

男子特訓生の親御さんが駿台模試やアドバンスで偏差値55を目指すのは方向性としては合っているのかも。

女子の早慶では、ぐっと偏差値があがり、偏差値60以上が安定して合格、57〜だとどっちに転ぶかわからない。

一方、レギュラークラス生のトップ層も早慶に合格しているケースも見られる。
(残念ながら女子はさすがに難しい)

レギュラークラスは通常授業内容が異なるが、中3での学校別対策講座の受講により、学力が伸びる生徒たちがいるのかもしれない。(推測です)

結論として、

特訓生=難関校合格

というわけではなく、特訓生であることは難関校合格の必要最低条件を満たしたのみで、特訓生のなかで、いかに立ち位置を上げていくかが勝負になっているシビアなシステム。

また逆の意味では、レギュラー生でも頑張り次第では、特訓生を越える実績を出すことも可能。下克上なり。

塾だけでなく、自宅で問題集に取り組んでるレギュラー生も少なくない。

特訓生の立場にあぐらをかいていてはいけない、と娘にはいつも厳しく言う。

いつひっくり返されるか。

そんなの入試当日まで、何が起きるかわからないから。

長くなりましたが、早稲アカのシステム(生徒たちを競争させて勝手に学力をつけさせる、特訓生でいるために余計な費用を出させる…うまくできているシステム)を、説明してみました。

他塾のシステムって、わたしも興味あるので…(^^;)




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