サイブン12/ー3ー | ラテックスは妄想中

ラテックスは妄想中

暴走ギミな妄想をチラカスBananaです。
甘味世界を目指し オリジナル小説書いてます。
腐 要素 多くなってきちゃいました。苦手な方ご注意ください。

 

 

僕が

 

使い慣れないタブレットで

 

アレコレ作業している間に

 

 

「…原画の件ですが…」

 

問い合わせに向かってた

 

女性スタッフが

 

僕を飛び越え

 

直接 顧客の男性に声を掛け

 

 

「…数点ご用意があります

 

 エントリーカードを

 

 ご用意いたしますので

 

 ご所望の作品ナンバーを…」

 

僕が持ち出した端末と

 

同型の端末を

 

初老の男性に渡し

 

購入希望商品の選択を

 

丸投げてる様子

 

向かいの席から

 

眺めていれば

 

 

何も言わない…

 

けど

 

スタッフの女性の

 

…なにしてんの?あなた…

 

って視線

 

感じないほど

 

鈍くはない僕は

 

接客チェンジ…って事か

 

 

 

邪魔にならない様

 

静かに立つと

 

作品をあれこれ見ている男性に

 

一礼して

 

その場を立ち去ろうと

 

すれば

 

 

「…あっ君」

 

 

初老の男性に

 

呼び止められ

 

 

あ…黙って立ち去るのは

 

無作法だったか?と

 

 

慌てて 立ち止まれば

 

 

「…さっきの

 

 直してほしい間違いの部分

 

 まだ言ってなかったでしょ?」

 

 

掲載内容間違いを直す方法

 

検索途中で現状の僕に

 

きちんとやり通してほしいって

 

依頼になった男性の指摘は

 

 

「彼女の卒業した月が違ってて…」

 

顧客が言うには

 

女性作家はちょっと抜けてて

 

卒業間際

 

海外旅行に行って

 

その間の日数不足で単位が取れず

 

留年…も考えたが

 

その後の活動拠点を

 

海外にする予定から

 

準備が進んでいたので

 

不足分の単位獲得と

 

高得点合格を条件に

 

半年余分に受講し

 

年内にギリギリ卒業出来た

 

 

と 

 

有名大卒なだけで

 

話題性ある経緯が

 

伏せられているは勿体ない

 

…と

 

本当なのかどうなのか…の

 

確認が必要なエピソード

 

語られ

 

そもそも

 

…本人が公表していない以上

 

触れない方が得策なんだが…

 

って 案件の記載要請

 

申し立ててる男性客を前に

 

これは 安請け合いし過ぎたか

 

と 後悔しながら

 

 

とりあえず

 

その場では

 

承りました…の対応で

 

その場を離れ

 

その足で

 

会場出入り口の

 

友人の元へ向かえば

 

 

遠巻きにこちらを監視していた

 

出待ちの人たちの

 

お目当てのセレブが

 

会場を後にした後…らしく

 

 

「…大きなトラブルとかなかった?」

 

会場外の閑散とした様子に

 

声を掛ければ

 

 

「…驚くほど

 

 ファンは礼儀正しかったよ」

 

 

ケロッとした友人の顔を見つつ

 

会場内にはまだ

 

交渉中のセレブが居たから

 

こんなに 外の様子が変わっているとは

 

思っていなかった

 

僕は

 

拍子抜けつつ

 

「…結局

 

 その有名人は誰だった訳?」

 

よく分からないまま

 

ファン対応言い渡されてた身からすれば

 

私物の端末使用が禁止されている

 

受付で

 

今なら スタッフ専用の

 

検索できるツール

 

手に持ってる事

 

友人に見せつつ

 

 

検索ワードを訪ねる

 

 

 

「…それが…わかんない…」

 

 

その著名人

 

近くで見ても

 

分からなかった…と 残念な答えに

 

「…誰だったんだろうね…」

 

 

多くは語らないまま

 

一応

 

来日中の著名人を

 

ざっくり検索で洗い出し

 

ここに居た人物の特定に

 

挑んでみた

 

 

  つづく