個人的な色選びから、仕事での色選び、今回はガッツリと現場での色選びのお話です。

 

現場での色選びといっても、すでに色は選んでいます。

DICの番号であれ、PANTONEの番号であれ。

 

現場で塗装屋さんは主に日塗工(日本塗料工業会)での指定を望まれる方が多いです。

 

DICやPANTONEで色番をこちらが選んでも、最も近しい日塗工品番での指定をオーダーされます。

 

では微妙に色が違ってくるのではないかと疑問が出てきますよね。

そうなんです違ってきます。

 

もちろん日塗工の品番指定をすれば、そのものズバリの塗料をメーカーは作ってくれます。がしかしここに落とし穴が・・・

 

誤差は必ずあります。

そもそも塗る対象が違えば微妙に色の見え方が違ってきます。

例えば、木材に塗る、金属に塗るといった具合に素材によっても違いますし、

下地の色の濃淡によっても違います。

 

厄介な事に晴れの日、曇りの日、雨の日、天候によっても見え方が変わります。

それから照明の色(白色や電球色)によっても。

 

これらをすべてクリアしてどんな状況でも同じ色に見えるなんて不可能です。

 

ではどうするか・・・

 

僕たちは現場でこうしています。

 

決定した番号の塗料を、塗る対象となる材料と同じ物に試し塗りをします。

 

ここから少し濃くしたり、薄くしたり、或は違う色を混ぜて本来決めた色に近づけていきます。

 

そうなんです、現場で「調色」するのです。

 

いろんな角度や、場所に持って行って、最終的にこの色!って決めます。

天候のこともありますが、室内の仕事が多いのであまり気にしません。

 

 

そしてこの場合必ず施主に立ち会ってもらいます。

しっかり色を確認して、何人かで見て納得してから塗装作業にはいります。

 

これをする事で、あとあとからのクレームを防ぐ事も出来るのです。

 

案外みんなであーでもないこーでもないと言いながら調色するのは楽しいものですが、実際に調色している職人さんは大変です。

 

でもさすがプロですね〜。

うまく調色してくれます。

 


 

 

淡い色や、薄い色、やさしい色の表現は本当にむずかしいです

えっ?ていう色をまぜたりもしますが

だんだんと目的の色に近づけていく職人さんはやはりすごい!