効率との戦い

仕事、ビジネスにおいて利益を追求するのはあたりまえです。

 

そのひとつとして「効率(効率性・効率化・効率的)」というワードをよく聞きます。もちろん私もよく使います。

 

 

 

さてこの効率、突き詰めていくと結構味気ないものになっていきます。

 

決まったもの、はじめから出来ている「商品」を売る場合はよしとしても、

お客様の前で作ったり、ゼロから作り上げていく仕事には、この「効率」が

じゃまになったりもします。

わかりやすく言うと飲食店や、我々のデザインがそうです。

 

お客様においしく食べて頂くにはどうしよう?

お客様に喜んでいただく空間にするにはどうしよう?

 

そんな事を常に考えていると、ついついやらなくていい事までやったり、

やりすぎたり、考えすぎたりしてしまいます。

 

多かれ少なかれ、「手間」をかけてしまうのです。

 

作り手としてはこの「手間」が必要ですし、そのかけ方や内容がその人の持ち味でもあったりします。

 

もちろんそれがあるからこそ、お客様によろこんでいただけるのですが。
 

どうしたら早く、いいもの(味や事、空間)を提供できるのか常に考えています。

 

 

 

そしてここで、とうぜん利益というものが見え隠れしてきます。

 

そう、「効率」とう文字が出てくるのです。

 

そこまで原価を上げていいものだろうか?

そこまで時間をかけていいものだろうか?

 

でもいいものを提供したい。

 

だから思案したり、試作したりと時間が必要になってきます。

 

結局はバランスなのだと思いますが、相反する事の葛藤が生まれます。

 

 

 

答えの出ない数式をといているのとは訳が違います。

 

必ず答えは出さなくてはなりません。

 

ここで時間との戦いがはじまります。

 

妥協はしたくない、当然ですよね。

 

以外と早く答えが出る場合もあります。

 

でも、もうちょっと考えてみよう、もうちょっと手を加えてみようか、

そんな、ちょっとちょっとを何度も何度も繰り返してしまいます。

 

で、結局また時間が足りなくなっていく。

 

この時間が「効率」に大きく響いてくるのです。

 

困ったもんですね、クリエイターっていうのは…(笑)

 

 

 

それでも「手間」を惜しまずにかけて、仕事をしたいと私は思います。