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花が嫌いという人はまずいないでしょう。

僕は男ですが、やっぱり花は好きです。

 

 

 

少し前になりますが、「花職人」さんの話を聞く事がありました。

 

ご自身の体験談と共に「華道」「花の効用」「市場での売り買い」「武士と華道」など、様々な角度からの話で聞いていてとても勉強になりました。

 

 

 

その中でこんな言葉が印象に残りました。

 

 

 

「花のある毎日、花を意識した毎日を過ごして下さい」

 

 

 

いろんな意味にとらえる事ができますが、僕はある事を思い出しました。

 

 

 

30代半ばの頃です。

 

当時の僕は仕事が忙しくて忙しくて、もちろん「楽しくて」もくっついてきますが。とにかく家にいる事はほぼなかった状態です。

毎日夜遅くまで仕事、家には寝に帰るだけみたいな感じです。

 

子供はいましたがほとんど母子家庭状態。

よくないですよね〜。

 

 

 

ある日、休みが取れたので家族で買い物に出かけました。

 

青空広がるとてもいい天気、でもまったく景色というものが目に入らず、なんとなく仕事や会社の事ばっかり考えて煮詰まっていました。

 

歩いているうちに長男(まだ幼稚園ぐらいやったかな)がこう言いました。

 

「お父さん見て見て、きれいなお花咲いてるよ」って。

 

道ばたに咲いている名前もわからないお花ですが、やさしく、キレイに咲いていました。

 

でも長男に言われるまで、まったく気がつかず。

 

気にも留めないどころか、いつも「きょろきょろ」しているくせに、この時はまったく花どころかほかの景色なんかも目に入らない状態。

 

きっとなにか、かなり思い悩んでたんでしょうね。

 

まぁそんな事は誰しもありますが…

 

「ほんまやね〜、きれいやね〜」と返事をしたかどうかは定かではないですが、

花を見てとっても、安らいだ気持ちになりました。

 

一瞬にして気がまぎれ、心のモヤモヤがスッキリしたようなそんな感じも。

 

結局心に余裕がなかったんでしょうね。

 

 

 

子供ってすごいですね。

純真というか、素直というか、歩いているだけなのに色んなものが心に映るんですね。

 

 

 

きれいなお花でなくても海や山、空、なんでもいい、目を向ける事、心を少し傾けるだけで人は気持ちが楽になる事。

 

そのとき身を以て感じました。

 

 

 

今でも悩みます、モヤモヤもします。

きっとあの頃よりも格段に、悩みやモヤモヤレベルは上だと思います。(笑)

 

でもそんな時は散歩したり、空を見上げたり、映画を観たり、音楽を聴いたりと気の抜き方も上手くなりました。

 

 

 

なんか長男に大事な事を教えてもらった感じですね。

 

 

 

今も仕事の合間ですが、窓の外の東山を見ながら息抜きをしています。

 

 

 

「花のある毎日、花を意識した毎日を過ごして下さい」

 

 

 

たしかに「花」が部屋に飾ってあるだけで、気分もかわりますね。

華やいだり、安らいだり、心にゆとりがもてます。

 

 

 

「花」でなくてもいいのです。「花」に代わるなにか。

 

 

 

青い空… 

ワンちゃん…

壁の絵画…

好きな音楽…

お気に入りのバイク…

子供たちの声… 

 

 

 

なんでもいいのです。

これでけっこう救われますよ。(*^o^*)

肝心なのは心の持ちようです。

 

 

 

「花のある毎日、花を意識した毎日を過ごして下さい」

 

 

 

とっても印象的な言葉でした。

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