ボールズギタローの音楽で一服タイム -3ページ目

ボールズギタローの音楽で一服タイム

私自身の作品の解説と、私が好きな楽曲&アルバムの紹介がメインのブログです。マニアックなものからベタなものまで扱っております。

 映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」主題歌。オリジナル・アルバム未収録のシングル曲(2016年の作品)。後ベスト盤「アンコール」に収録。バックナンバーは好きで、初期の3rdアルバム辺りまではチェックしてたんだけど、この曲は映画観るまで知りませんでした(笑)。で、映画観たの今年(2020年)( ̄∇ ̄;)ハッハッハ笑うしかない。

 さて、久々聴いて思ったのは、変わらないのに進行形のサウンド。ギター、ベース、ドラムのメンバーによる基本編成にプロデューサー小林武史氏によるキーボードや他楽器が加わるビートルズスタイルは、ミスチルやレミオロメンの時と同様の方法論で、これらブリティッシュ系のバンドのプロデュースでは日本で彼の右に出るものは無し。そんな小林が、バンドと共に目指す完成形はまだ先にあるようだ。具体的に言うならば、ビートルズの「ストロベリー~」や「アイ・アム・ザ・ウォラス」の頃のサウンドからサイケの要素を抜いたロック。ビートルズが目指さなかったサウンドへの挑戦だ。その挑戦も和製メロディメイカー清水依与吏なしでは考えられなかっただろう。微妙に変化する心情や季節の変わり目、情景を独特の音符で表現する感覚。そしてそのメロディーは日本語のアクセントを邪魔することなく流れていく。これぞJ-POP、そんな風に思った次第だ。間違いなく名曲。(敬称略)