遊びにきていた姪っ子が、「読んでみる?」と、貸してくれた本で、彼女も、ママ(私の妹)から、「これ読んでみたら?」と、渡されたんだとか。

 

 

 

私は読書が苦手で、夏休みの読書感想文は、まえがきとあとがきだけで書いていたような人なので、この本の感想は書きませんが(笑)、ずっと心のどこかに引っかかっていた『あること』が、すーーっとほぐれて、涙と一緒に流れていったので、本を貸してくれた姪っ子に感謝です。

 

 

 

 

『あること』というのは、20数年前の流産の経験のこと。

 

私には娘が二人いますが、この世に生まれてこれなかった赤ちゃんが三人いるので、子宮がんや乳がんの検診に行くと、問診票に「妊娠回数」と「出産回数」を記入する欄があるの、毎回辛いです。

 

流産した赤ちゃんの一人目は切迫流産、二人目と三人目は稽留流産でした。

 

稽留流産の原因は、母体ではなくて、赤ちゃんの方にあることがほとんどだから・・・と、先生に言われたけど、慰められているだけ、と思ったり、じゃあ一人目の時は、私がいけなかったのかな?と思ったり。。。

 

今みたいに、ネットでいろいろ調べられる時代ではなくて、母が買ってくれた一冊の本だけで妊娠を学んだ気がするし、今となっては記憶もだいぶ曖昧で、、、心のモヤモヤだけはずっと残っていたから、四国をお参りしてまわった時も、水子地蔵をみかけたら、手を合わせるようにだけしてきました。

 

 

 

 

この本には、流産で生まれてこられなかったあかちゃんのことも書いてあって・・・

 

「流産して空に帰るあかちゃんに悲しんでる子はいない。みんな「一瞬でも地球を見れてうれしかった♪」って言って、空の上に帰っていくよ。」

 

大人気の地球に、ちょっと行ってみたかっただけ・・・、それで満足だったんだね、あ~、そうなんだ、そうだったんだ、よかった・・・・・って、涙が止まりませんでした。(これ書いてる今もまた泣けてくる)

 

 

 

 

他にも、小学5年生の「かみさま」の言葉は、私にはとてもやさしく、ありがたい言葉ばかりで、本の最後にブログを開設したとあったので探してみたら、なんとアメブロだったので、リブログさせていただきます。