先日、「学校からプールが消える」という記事を見ました。
小学校で水泳が体育の授業に組み込まれたのは、紫雲丸という船の事故で、たくさんの子どもが命を落としたのがきっかけ。
自分の身は、自分で守れるように、というのが、目的だそうです。
学校の授業というのは、年間1000時間。そのうち、水泳の授業は10時間。
その10時間のためにかかるプールの維持費は、年間約300万円。
天候が悪いと、授業ができなかったり、外なので寒かったり・・・
学校にプールが設置されるようになって、数十年が経ち、老朽化に伴う改修費用もかかってくる時期に、学校のプールを維持するのではなく、外部委託することを選択するところが、年々増えているそうです。
取材された町では、学校は、プールの維持管理や、授業の運営という負担がなくなり、子どもたちは、天候に左右されることなく、整った環境で水泳の授業を受けることができ、業者も地域貢献ができる、という、いい関係ができているようでした。
餅は餅屋。もっと私たちを活用してほしいな、という想いもあります。
あと、着衣泳は、一度は体験してほしいな・・・。
もうすぐ夏休み。
夏休みが始まってすぐの週末は、水の事故が一番多い時です。(ちなみに、二番目に多いのは、夏休み最後の週末)
今年の夏は、悲しい事故のニュースがないことを、心から祈ります。