今シーズン主将を務めます、寺西匠と申します。
まず初めに、平素より九大男子ラクロス部を応援してくださる保護者、OB、OG、その他関係者の皆様へ感謝申し上げます。今シーズンも変わらぬご支援ご声援をよろしくお願いいたします。
文章力がないと某FOのふじさわゆうとに言われずっと根に持ってますが、頑張って書いたのでぜひ読んでくれたら幸いです。徒然にかきました。意外と長くなった気がします。
「昨シーズンを振り返って」
まず法政大学戦の振り返りからしようと思う。
とは言ったものの、
自分が試合中どんな心境だったとか、どんなプレーしたかとかあまり覚えていない。
法政戦からちょっと時間がたったからかな。
でも時折思い出すのは悔しかったという感情。
昨シーズンは自分自身の技術、フィジカルが一番伸びたシーズンだったなって感じる。シーズン初めジムに入会したし、樹さんの代から試合に出させてもらっていたということもあり、ずっとTOPで、ある程度の責任感はあった。
だからこそ、ディフェンスの中で自分が一番うまくならないとって思ってた。うまい人の1on1を見たり、ラクロス以外のスポーツ(特に栗原崇さん)からラクロスに得られるものはないかとYoutubeを見たり、と結構ラクロスに真摯に向き合ってたなと思う。
自分のやるべきことはやったなって思ってた。
でも結果は法政大学に4Qで引き離されて負け、おまけに自分もキャッチミしたり、カットインでやられた。緊張しないで有名な自分(勝手にそう思ってる)だけど、樹さんの代の明治大学戦では感じたことのない感情が法政大学戦にはあった。
俺がディフェンスを引っ張らなきゃ、チームを勝たせなきゃ、そういう感情が法政大学戦にはあった。でもそういう感情がすべて緊張につながるわけではないと思うし、特に試合に出てたメンバーはそういう感情を持ってた人が多いんじゃないかなと思う。
何が2022、2023で違ったんだろう。
自分なりの答えは、法政戦だけそんな感情になっちゃったからだと思う。
2022シーズン、塚田さん、さわさん、ゆーしさんと屈強なディフェンス陣がいて、自分はただ求められることをこなしただけだった。
だから、チームを勝たせなきゃっていう感情は練習でも試合でも生まれなかった。自分のせいでは失点とかはないようにしよう。責任のないシーズンだった。
2023シーズンは本来自分はチームを勝たせないといけない立場だった。でも、その役割から知らず知らずに目を背けてた。こうたろうさんとしんのすけさんにその立場はまかせとけばいいと思ってた。自分の成長だけに時間を費やした。ビデオ会とか練習でこう動いたらいいんじゃないとか発言してたけど、あれは自分の成長のためだけに言ってたのかもしれない。目を背けてたくせに、法政戦だけそんな感情になっちゃったからいつもの自分じゃなくなった。
だから、普段の力が発揮できなかった。
だから、悔しかった。
「今年度の意気込みとチームへの思い」
うれしいことに今年度はチームの主将を任された。
主将はいい意味でも悪い意味でも行動でチームを変えることのできる存在だと感じている。今シーズンこそ本当にチームを勝たせなければいけない立場になった。
今シーズンの俺のやるべきこと
「チームの先頭で自分の姿を見せ続けること」
1年の時も学年キャプテンを任されてて、その時に思ってたこと。
「同期と同じラインで一緒に成長する」
この時は上で自分が突っ走っててもなって思ってた。
でも、今年の主将としての役割は
「先頭に立つ」
ことだと感じている。
自分が一番努力する。
自分が一番発信する、そしてチームを巻き込む。
なぜなら、これらが一番できるのがキャプテンだから。自分が一番努力すれば、チームにいい推進力を与えられる、そしてとくに下級生はイメージしにくい「関東に勝つ」ってことを体現できればなって思う。一番発信したら、自分の熱量を伝えることができる。それはチームを変える原動力になる。熱量と人の行動が伴った時、人は初めて動かされるって感じてる。逆にどちらか一つでもかけてたりすると人って変わらないと思う。
やろうよっていうやつ、
でもそいつがやってなかったら、
言ってるだけやんけってなって誰も着いて来ない。
なにも言わないけど、黙々と自主練する人、
めちゃくちゃすごくて尊敬できるんだけど、
周りとどんどん離れていって、
結果周りを巻き込むってことはできない。
BALLENAの歴史をかえたい!
だから一緒にやろうよ!
おまえの力が必要なんだ!
って言ってそいつがその目標に向かって一番努力してる人。
俺だったら最後の人についていくと思う。
その人についていったら本当に歴史変えられるんじゃないかって思えるし、着いていくに値する人物像だと思ってる。これは樹さんと自分の師匠である昌陽さんといろいろ話していきついた自分なりの答えです。今シーズンこれを体現します。
以下始動ミーティングでも話したこと、
「チームが変わるためには発信が必要だ」って言ったけど、発信するってことはめちゃ勇気がいることだと思う。
今年の目標は全学一回戦突破。
樹さん、矢島さんの代でも成し遂げられなかったこと。
だからこそ、一昨年、去年よりもチーム全体がより同じベクトルで突き進んでいかないといけない。ひとりでも欠けてたら、この目標は実現できない。それほど達成が難しい目標。
だから、俺は発信し続けないといけないし、
巻き込み続けないといけない。
やってないやつがいたら、
おれから率先して言わないといけない。
ましてや、同期が目標に向かって努力してなかったら、心を鬼にして怒るつもり。
でもおれも人間だから、皆に嫌われるのが怖いし、みんなのことが好きだし、みんなとこれからも飲みにいきたい。
でも、俺が先陣を切ってこの役目をやる。
みんなとBallenaの歴史を変えたいから。
関東に勝って、1回戦を突破した後の世界を見てみたいから。
最後に
新2年へ
おもろいやつばっかで、ラクロス好きなやつばっかで、本当にBALLENAを持ち上げてくれる代って思ってる。貪欲なやつも多くて、そんなみんなにいい刺激もらってます。やっと一緒にラクロスができてうれしいです。
新3年へ
人数が結構減っちゃった代で、いろいろ大変だったと思う。だからこそ残ったみんなは強いです。だからこそ、どこまでも成長できる代だって思ってる。なんか九州制覇怪しいって言われてて悔しくない?俺はそんなことないと思ってます。頼りにしています。
新4年(同期)へ
今までいろいろあったけど、ここまで一緒に続けられてほんとにいい同期に恵まれたなって感じてます。自分は突っ走ります。舵取りお願いします。一緒に歴史を変えよう。
コーチ陣
自分たちの全学一回戦突破という目標をかなえるために、コーチを承諾してくださり、ありがとうございます。ほんとにいいコーチ陣に恵まれ、幸せ者だなと感じています。一緒に歴史を塗り替えましょう。
昌陽さん、樹さん、大樹さん
背番号1受け継がせていただきます。
まず、すみません、昌陽さんの前は誰がつけていたかわかりません。素直に九大を力強く牽引してきた方々の番号を受け継ぐことができて嬉しい反面、身がより引き締まる思いです。より1番の価値を高められるように頑張ります。
家族へ
小学校からずっとスポーツをやらせてもらって、めちゃめちゃ迷惑かけてきたけど、いつも応援してくれてほんと感謝してます。ラストシーズンにすべてをかけます。あと1年応援しててください。もちろん院試ちゃんと受かります。
長くなったけど読んでくれてありがとう。
おれの思いが少しでも伝わってくれてたら嬉しいです。
みんな最高にあついRISEなシーズンにしよう。
RISE
2024BALLENA
4年 主将 寺西匠