ダンスファン11月号/2007
声声声
ダンスファン11月号/2007
P 90
声声声 大谷登志彦
スリー・ステップ
………より 引用
『スリー・ステップは
1.左足からの S・Q・Q
2.右足からの Q・Q・S
どちらが正しいのでしょうか?
NHKレッツダンスでは2回目の「新レッツダンス」(篠田学 先生)では 2の踊り方
3回目の「魅惑のステップ・モダン専科」(毛塚道雄 先生)では 1の踊り方になっていました』
『教科書通りだと フェザー・ステップが SQQSで 最終歩のSが 次のリバース・ターン1歩目のSと重なり』
『スリース・テップが QQSで ナチュラル・ターン1歩目のSと重なる』
『人に教える立場にある人は どちらの方式によるにしても 学習者に余計な疑問や混乱を 招かないようにして欲しいと思います』
………Juteline says
初心者の方は まだ フォックストロットは習っていませんでしょうが 大まかな足型説明をしますので 動画を見る時の参考にして下さい
スロー・フォックス・トロットを 狭い教室で教える場合に 最初に用いる足型組み合わせ(フィガー・グループ 又はショート・ルーティンと言います)
※ フォックス・トロットの直訳は (狐の小走り)です
わざわざ小走りと 言うのは 4つ足は 早走りと 遅走りとで 足の動作を使い分けるからと思います
クイック・フォックス・トロットが 【クイック・ステップ】と言うようになったと思います
音楽的には フォックス・トロットは 4拍子の曲を言うのだと思います
男子の足型説明
中央斜めに面してスタート
(補助足)左足を前進
1.フェザー・ステップ
第1歩 右足を前進 カウントS(1・2)
第2歩 左足をSLで前進 カウントQ(3)
第3歩 右足をOPで前進 カウントQ(4)
第4歩 左足を前進 カウントS(1・2)
2.リヴァース・ターン
第1歩 左足を前進 カウントS(1・2)
※ この足が フェザー・ステップの4歩目と 重複します
1/4左回転して
第2歩 右足を横 カウントQ(3)
第3歩 左足をLODへ後退 カウントQ(4)
第4歩 右足をLODへ後退 カウントS(1・2)
約1/8左回転して
第5歩 左足を トウ・ターンアウトして 壁斜め近くへ向けて 横少し前 カウントQ(3)
※ ボディーは壁の方へ向ける
第6歩 右足をOPに前進 カウントQ(4)
第7歩 左足を前進 カウントS(1・2)
※ 4~7歩を 【フェザー・フィニッシュ】と言います
3.スリー・ステップ
第1歩 右足を前進 カウントQ(3)
わずかに左カーブして
第2歩 左足を前進 カウントQ(4)
第3歩 右足を前進 カウントS(1・2)
4.インピタス・ターン
第1歩 壁斜めに 右足を前進 カウントS(1・2)
※ この足が スリー・ステップの3歩目と重複します
1/4右回転して
第2歩 左足を横 カウントQ(3)
1/8右回転して
第3歩 右足をLODへ後退 カウントQ(4)
第4歩 左足を後退 カウントS(1・2)
※ 右足を引き寄せて 揃えて 左ヒールで【ヒール・ターン】します
約3/8右回転して
第5歩 右足へ体重移動 カウントQ(3)
約1/4右回転して
第6歩 左足を(斜め横 or 横少し後ろ ? ちょっと忘れちゃいました) カウントQ(4)
5.フェザー・フィニッシュ
※ リヴァースターンの4~7歩と同じ
原則の知識
1. ステップ・カウントSは 音楽カウントの 1・2 に合わせる
2. ステップ・カウントQ・Qは 音楽の3と4に合わせる
3. Sのフット・ワークは ヒール・トウ ライズする
実際は ヒール→フラット→ボール(勿論ボール&トウの意味です)→トウ
4. Q(3)のフット・ワークは トウ
スリーステップは ヒール・トウ
5. Q(4)のフット・ワークは 未記入?(ロアーする)
実際は トウ→フラット→ボール
6.Sは 1・2に 必ず合わせて 4・1に合わせることは絶対に無いから 3・4をQ・Qに踏む → と言うことは S・Q・Q・S・Q・Q の繰り返しになる → だから S・Q・Q・S と切らないで S・Q・Q S・Q・Q の3歩単位の繰り返しと見なすことが出来る → 音楽カウントは 1―2・3・4 を3歩で繰り返す → ルンバの音はずれと同じ数え方です!
7.ルンバの音を外す人は フォックス・トロットでは 殆んどの人達が音に合いますよ!
例外の知識
1.Sが 複数連続する足型
初心者の方が知っている タンゴの【フォア・ステップ・チェンジ】を フォックス・トロットにアレンジした足型に 【ダイレクション・チェンジ】があります
S・S・S・S とSが4つも連続します そして次に続く足型のSがもうひとつ連続しますから 実際はS・S・S・S・S と5つ連続します
音楽は (1・2)・(3・4)・(1・2)・(3・4)・(1・2) で終えてから Q・Qを(3)・(4)で踏むことになります
Q・Qが ぴったり3・4に合うように 作られています
2.Qが連続する足型
Q・Q・Q・Q・Q・Q と6つも連続する場合は (3)・(4)・(1)・(2)・(3)・(4) で終えてから 次のSが(1・2)と ぴったり合うように 作られています
ブルースのナチュラル・ピヴォット・ターン
初心者の方が 教えられた説明は 実は便宜的なレッスン説明でした
男子左足から始めて
S・S・Q・Q S・S・Q・Q S・S・Q・Q
全体で12歩の足型と とりあえず教えておいたのです
本来の正しいカウント法は ワルツと同じように
右回転は 男子右足が 第1歩です
左回転は 男子左足が 第1歩です
習い始めの時に 初心者の方へ手っ取り早く覚えさせるために 『男子第1歩は 必ず左足から始まります』……これは 実は正しくはないのです
クウォーター・ターンズの第1歩は 男子右足です!
S・Q・Q・S S・Q・Q・S であり
最後のSの左足前進が 第8歩目です!
この8歩目が ピヴォット・ターン第1歩と重複しますよね
ところが ピヴォット・ターン第1歩は 右足ですから 理論上はここでは重複しません
次に ピヴォット・ターンは
S・Q・Q・S の4歩だけです!
男子が第4歩 左足を後退して 右足を引き寄せないで 右モモを女子のデルタへ当てがっておきながら(品格に欠けますが 分かりやすいので…冷や汗?!) 左足1本で3/8右回転をします
ここまでが ピヴォット・ターンです!
次に クウォーター・ターンズ(第1歩が右足)へ 続けます
【ブルースは ピヴォット・ターンから クウォーター・ターンズへ続けます】
ナチュラル・ピヴォット・ターン
S・Q・Q・S
クウォーター・ターンズ
S・Q・Q・S S・Q・Q・S
ワルツのナチュラル・スピン・ターン
ナチュラル・ピヴォット・ターン
1・2・3・1
ワルツは 終わりの第4歩は 1/2右回転します
※ やはり 女子のデルタへ男子右モモを当てたままで 1本足回転(ピヴォット)…を行います!
次に カウント2で 右足の歩幅を大きくして 女子の右モモをなでるように低く 右足で前進します
2の前半で前進してから 2の後半で下から女子をねじり上げるようにライズします
この時に 女子がブラッシュ&ライズします
【ピヴォットからブラッシュ&ライズまでを スピンと言います】 ※ ダブル・リヴァース・スピンは 2&・3 で男子右足でトウ・ピヴォットするヘジテーション部分を スピンと言います
オーヴァーターンド・ターニングロックナチュラル・ピヴォット・ターン
1・2・3・1
終わりの第4歩をオーヴァーターンして 5/8回転します!
ナチュラル・ターン1・2歩を カウント変更して
2・3
で踏みます!
ライズ無しで行いますから 女子はブラッシュ出来ません!
ターニングロック・トゥー・ライト
1&・2・3
↑ 以上が正しいステップです!
スピンターンはありません! → だから女子がブラッシュしません
(スピン・ターンからターニング・ロック・トゥー・ライト)…と言う表現は不適切と思います
スピンターンで女子を先に振り回すやり方は ミス・コーチと思います
以上のように 重複足の難しさがありますが ISTDのプロ・テスト(プロ資格のメダルテスト)用の教科書であるリバイズド・テクニーク(リバテク)を 正しく解釈することが 踊れるための近道である……と思います
クイックステップのクウォーター・ターンズ
S・Q・Q・S S・Q・Q・S
第1~3歩 ブルースと同じ
※ Sでライズして Q・Qは アップ・アップです
第4歩 左足Sは 横少し後ろ
※ 曲が速いために ブルースのようにシャッセ・ターンで後退することが出来ないので 横方向へシャッセする感じになります
※ 1~4歩までは 爪先の横ラインが 横一直線に並びますが 足の向きが右回転しますから 第4歩左足は 右足に対して【横少し後ろ】の位置になります
第5~7歩
Sで右足後退してから 左足を揃えておいて 右ヒールで左回転します 体重移動無しでQ・Qです
男子は Q・Qはヘジテーションしていて 女子がステップを踏むところから Q・Qとカウントします
この男子のヒール回転を(ヒール・ターン)とは言わないで 【ヒール・ピヴォット】と言います
第8歩
左足Sでインラインに前進します
※ クイック・ステップのインライン前進は ヒール・ピヴォットすることによって 男子の背骨を中心軸にして 左回転します
ブルースのインライン前進は 男子左足をトウ・ターンアウトして横へ開くことによって 男子の背骨よりも1メートルくらい後方を中心軸にして 左回転します
※ ワルツとクイックステップでは ブルースのように横へ開く時は アウトサイド前進になることが多いです例外は ワルツのリヴァース・ターンでは インライン前進になります
クイック・ステップのプログレッシブ・シャッセ
先に クウォーター・ターンズの第1~4歩を 踏みます
S・Q・Q・S・ S・Q・Q・S・S
第5歩 右足後退S
左回転して
第6歩 左足をトウターンアウトして横Q
第7歩 右足を閉じるQ
第8歩 左足を横少し前S
※ 横シャッセは 爪先ラインが横一直線を描くように踏みます
第9歩 右足アウトサイドで前進S
※ この9歩目は この後へ続けるフォワードロックステップ第1歩と重複します
第5~9歩を【プログレッシブ・シャッセ】と言います
ブルースのアレンジと見なす事も出来るのですが OP前進になります!
女子の横移動が大きいと 女子がPOに後退…と感じて POの予備動作を行いますから アウトサイドになります
ワルツのリヴァースターンとの区別を 女子に分からせるように 踊り分ける練習をして下さい
男子上半身の回転量と 上半身の向きとが 微妙に異なります!
アウトサイド・チェンジや ウィーヴ・フロムPPの後半(後半はアウトサイド・チェンジと同じです)は OP前進になります
カウントの違いから アウトサイドかインラインか分かりますけれども ボディーの向きの違いから リード出来るようにして下さい
以前に 『サークルで上達する社交ダンスの足型図は ミス』…と私が ダンスファン記事の説明の所で 述べましたように 【女子が 右足を横へ踏むのか? 横少し後ろへ踏むのか? の違いによって インラインか? アウトサイドか? を女子が判断します】
『女子の右足を 横へ踏ませてから アウトサイドへリードするのは ミス!』…と私が 説明しました
女子は 横へ踏んでから インラインか? アウトサイドか? の判断は致しません!
そんなことをやってるヒマはありません!!!
【横】ならば → 【インライン】 と決断します(予備動作に入ります)!
【横少し後ろ】ならば → 【アウトサイド】 と決断します(予備動作に入ります)!
このように 女子を迷わせないでリードする事が 【踊れる社交ダンス】…なのです
あなたは 踊れているでしょうか?
上達への近道にかんする詳細や体系的理解には 私のGeocotiesを 見て下さい