ダイエットをしている方の
ほとんどは「停滞期」に
悩まされた事があるのでは
ないでしょうか??
停滞期とはいわゆる
体重が変動しない時期です
順調に減っていたのに・・・
体重が落ちない・・・
ここで多くの人は
「もっと頑張ろう!!」
と考えます
これがどんどん良くない
循環を生み出すのです
そもそも停滞期は
ホメオスタシス機能により
起こっています
ホメオスタシスとは
体のバランスを保つ仕組みです
血圧が上がり過ぎると
血圧を下げるのと同じように
体重でも同様な事が起こるのです
急に体重が減り過ぎて
脂肪が無くなった際は
体はバランスを保つために
・脂肪の燃焼を抑える
・脂肪を溜め込む
などの反応を起こします
脂肪には
・内臓の保護
・体温の維持
・エネルギー源
などの役割があります
ダイエットにより
急激に体重が減ると
それらの役割が行えなくなります
そのため、身体は自分自身を守る為に
これ以上体重が減らないように
身体に働きかけるのです
(ホメオスタシス)
これが停滞期の正体です
ホメオスタシスは
急激な変化に対して
起こりやすい傾向があります
そのため
・極端なカロリー制限
・ハードな運動
を行うと
ホメオスタシス機能により
体重が減りにくくなるのです
また、忘れてはいけないのが
適切な体重や体脂肪状態にあり
ホメオスタシス機能が適切に働いている人
(健康な状態で健康な生活を送っている人)
も体重は変動しません
ダイエットをされている方の中には
適切な状態にも関わらず
もっと痩せたい
と考える方も多いです
そのような方たちは
適正体重にも関わらず
停滞期とネガティブに捉えがちです
しかしこのような場合は
最初に説明した誤ったダイエットに対する
防衛反応とは異なり
良い状態を維持しようとする良い現象です
具体的には
・BMI 20~22
・体脂肪率
15%程度(男性)
25%程度(女性)
は適当な状態と考えます
BMIや体脂肪率がある程度
基準に入っており
体調が優れていて体重が変動しない場合
適正体重にある可能性が高いと考えます
このように停滞期は
①誤ったダイエットによる防衛反応
②適正状態を維持する良反応
の2つの原因があります
停滞期の意味を理解し
適切な取り組みを促していく
必要があります
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