とても良い本で心がほんわかする素敵な本です。一言でいうとサラがソロモンから幸せに生きる方法を教わる話です。大人のための童話です。

 

その中で、サラにソロモンが伝えた言葉で心に残った部分をご紹介します。

 

・君が幸せを感じられるかどうかは、君自身が何に対して自分の注意を選ぶかにかかった言える。自分の喜びは他人にかかっているのではないとわかったら、本当に自由になれるんだ。

 

・宇宙のすべての物事の中には、望んでいることと、望んでいないことという両方の要素が内在しているんだ。その両方の要素のどちらでも選べるという選択肢が常に存在している。ある場所や状況の中に悪いことがあるからという理由でそこを去るなら、次の場所に行っても、ほとんど同じ事が起こることになっているんだ。

 

君がやるべきことは

、君が望んでいるものだけが存在する完璧な場所を見つけるのではなく、君の望んでいるものをすべての場所の中に見つけだすことなんだ。

 

君が見たいと望んでいる物事にもっと気が付くようになって、その物事がもっともっと君の経験の一部となっていくんだ。

 

・「ほかのみんなが怒っていて意地悪な学校の中で、私の心の扉を開けておくことが、いったい何の得になるの?」とサラはソロモンに反論しました。

 

まず第一に心の扉が開いている時には、意地悪なことにあまり気が付かないし、君の目の前で意地悪さが消えてしまうこともある。開きかけた心の扉や閉じかけた心の扉の端っこでためらっている人々がたくさんいるんだ。だから、そういう人々が君と接して、君の心の扉が大きく空いていたら、その人たちは容易に君の微笑みにつられて微笑んでくれたり、愛想の良い対応をしてくれる。

 

開いている心の扉は、今現在、起こっていることに影響するだけではなく、明日にも明後日にも影響を与える。だから、いい気持でいられる今日をたくさん体験すればするほど明日やあさっての状況がどんどん気持ちの良いものになっていくんだ。

 

・ソロモンはふくろうの姿をしているが、サラの弟たちに打ち殺されてしまいます。

「じゃあ、ソロモンはあの二人に打ち殺してもらいたかったという意味なの?」

あれは共同創造だったんだ。だから、僕はあの二人に僕が見えるようにしたんだ。彼らがこの重要な経験を一緒に創造できるように。僕のためだけじゃなくて、君のためにもなんだ、サラ