2年 スエトシ牧場研修から帰ってきました クッチーです。 | 馬の学校☆東関東馬事専門学院の生徒ブログ☆BAJIGAKU/馬事学院

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馬の学校を比較すると、東関東馬事専門学院(バジガク)アニマルベジテイション、国際馬事学校、インターアクションホースマンスクール、日高優駿学園など、多数の馬の学校がありますが、ここでは東関東馬事専門学院(バジガク生徒たち)のブログを紹介しています。

みなさんこんにちは!
2年 クッチーです
私は先日まで長野県にある観光牧場
スエトシ牧場さんで、
1ヶ月研修させていただいてました。
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スエトシ牧場は
標高1000メートルの高原地帯にあったので
夏でもさわやかで涼しい環境のなか
馬をはじめとする多くの動物たちが
のんびりのびのびと暮らしていますコスモス
 
山での外乗は鹿がでてきたり
普段学校では味わったことのない
貴重な経験をさせてもらいました!
 
私がいかせてもらった期間は
夏休みシーズンでお盆も重なってたので
お客さんがとても多く「接客」
 
自分が馬とのコミニュケーションを取るだけでなく
お客さんに安全に楽しく馬と接してもらうという仕事
に携わることも多く
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初めて会う人とも
コミュニケーションをとる機会も
多かったので、とても楽しかったですルンルン
 
 
スエトシ牧場で学んだことを
次の研修でも、
生かしていけるようにしたいです!
 
続いて
今の私の担当馬とその馬たちを通じて
私が勉強している日々をお伝えします。
 
まずは「ビップエスペシアル」君
セン馬      4歳 芦毛
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  4歳にはとてもみえない白さと
サラブレッドとは思えない
落ち着き具合です!
 
仏のビップ
と呼ばれたりよばれなかったり、、、(笑)
 
普段の主な仕事は
体験説明会で行われる体験乗馬ホースです目
 
 
ビップが屈腱断裂で競走馬を引退し、
学校に来たのが3歳の冬
ほとんど歩けませんでした。
 
そこから半年ほどケガの療養にかかり
やっと、動けるようになって、巡り合ったのが
馬初心者の人を乗せて
「乗馬」を知ってもらうというお仕事
体験乗馬ホース!!
 
本当は、乗馬経験の長いベテラン馬(年齢高め)が
選ばれる仕事ですが
3歳でも、ビップは特別。
馬の性格とビップの体の状態から
ベストなお仕事です。
 
どんなことにも動じず、静か
激しく動く事よりも
一定でゆっくり・・・・・・が求めららえる
子供が乗っても
裸馬で乗ってもおとなしい
 
多少背中の上の人が、バランスを崩しても
人が緊張していても、仏の顔で対応
カメラを向けられれば
目線をバッチリ!
 
不動・停止は、大好きなお仕事!
 
去年の秋に体験乗馬ホースとしてデビューしたので
ちょうど1年がたちます。
今、高校の騎手コースで頑張っている
タクミ君を担当したのが
ビップの体験乗馬デビュー戦です。
覚えてますかね?
 
この1年間で、
「馬を始めよう!」
「馬の仕事に就きたい!」
という人をその背中に沢山乗せてきました。
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今ではしっかりと先生の指示を聞いて
安定のお仕事をしてくれ
信頼して人を乗せられる体験ホースです。
 
体験乗馬やレッスンでお客さんにのってもらうには
馬と扱う人(スタッフ)と馬は
「パートナー」
普段から人との関係性や
その馬ごとの癖や正確を理解して
指示をしたり、調整しているそうなんです。
 
だから扱う人が変われば馬も変わる。
馬が信頼して仕事に集中できるかどうかは
扱う人にもかかってくる。
 
 
ビップはバランスも指示の受け取りも安定してきたので
私のような乗馬や観光乗馬方面での仕事を目指す
学生の調馬策や体験乗馬の実技練習も仕事になりました。
 
そして最近は私の
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調馬策や人を乗せた調馬策練習にも
付き合ってくれています馬
 
昨日の学校ブログでも紹介された
「クッチー乗馬クラブ」 笑ですね。
 
そして私は、まずは追い鞭の練習です。
乗るときに使う鞭と違って、
長い、しなる棒に長い紐がついた
「追い鞭」
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地面から馬を動かす時の扶助の一つとして使うのですが
ただ振り回すだけでは、
馬たちは思うようには動いてくれないのです。
 
 
鞭が上手く使えないからといって
馬にむやみに当てたり、振り回すと
馬にとっては合図や指示でなく「攻撃」
になり、怖がったり、慌てたり、固まったり
ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ
逃避・・・・とにかく嫌がられて
関係が壊れてしまいます。
 
まずは追い鞭は長いので重さが手首に来て、
しなるように使えない・・・・・・
 
自分の手足のように鞭や
これまた長い紐で調馬策
馬の顔についた調馬策という紐が上手く扱えないと!
馬は上手くコントロールできません。
背中に乗っているときとは別の難しさ!
 
私の今の課題は
馬の状態がわかっていないのに
自分ばっかりが
焦ってしまい空回りしてしまうことですもやもや
 
 
馬にもそれぞれペースやタイミングがあって
バランスも必要です。
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また、人が乗っているときと
いないときでは馬の反応も動きも変わります。
だから、その反応や動きを見て
指示や行動をしないといけないのですが
 
馬は駈歩をだそうとしてくれてるのに
人間が馬の気持ちや状態が読み取れず
「駈歩!駈歩!駈歩ぃ~!」
ヽ(`Д´)ノ
という慌てて合図を送りつづけても
馬も焦ってしまいうまく駈歩はでませんアセアセ
 
関係づくりは
一方通行ではダメなんですね。
 
担当になったばっかりの時は
無反応・・・・
( ̄ー ̄;
私が合図をだしても聞いてくれないことが
多かった。
 
先生の指示はすぐに聞くのに・・・・・・
 
でも日々、関わり一緒に「仕事」として
運動を重ねていくなかで
 
ビップも運動中の私の指示の
半分ぐらいは「なに?」「それで?」と
耳を傾けてくれる様になりましたうずまき
ビップとのお仕事の関係が
少しづつできてきたとこです。
 
あと半分がんばります!(笑)
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もう1頭は以前のブログでも紹介した
「ゆきの」ちゃんですニコニコ
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今は主に障害飛越を練習中ですが
この子は他の馬に比べて頭がいいので
なにかできないかな~と考えて
芸を教えてみることにしました。
 
今のところ「おじぎ」と「お手」しかできませんが
これからどんどん増えていく予定ですキラキラ
 
 
 
 
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私も、ゆきのちゃんと一緒に
スキルアップしていきたいです星
 
最後まで読んでいただいき
ありがとうございましたm(__)m
 
 

今日も、馬の仕事に就きたい者が集まる「馬の学校」

東関東馬事専門学院学生ブログを

ご覧頂きありがとうございました。



馬の仕事を学ぶ学生ブログ!
 

□ 馬の学校の先生より ブログを読まれる方へ □

 

彼ら、彼女たちは馬の職業を目指す学生です。

将来は厩務員や生産、育成牧場で働く競馬関係者だったり

競技会や乗馬クラブで活躍する

乗馬インストラクターや馬術競技選手かもしれません。

 

馬が大好きなので、観光地やイベント会場で

馬の素晴らしさを沢山の人々に伝える、

馬事振興の現場で活躍する

ホースマンの一人かもしれません。

 

または学校で引退競走馬たちの

怪我や故障の治療やケアーを

毎日、細かく、携わる中で身に着けた

知識や経験を生かして

養老牧場やグルームとして馬の

お世話をする人になってるかもしれません。

 

今はまだ、学生で未熟だったり、

進路や行動に迷いがあるかもしれません。

書く物は、つたない文章かもしれませんが

各々の学生がが自分の夢と将来の目標の為に日々

東関東馬事専門学院で活動する中で

今、思い、考え、感じたことを書いています。

 

まだまだ学生で社会をしらず、幼い考えや、

現実離れな思いもあるかもしれませんが

東関東馬事で馬と、仲間、先輩や後輩

研修先や学校生活の中で出会い

いろいろな活動をする中で

馬の技術、知識だけでなく他人との関わり

も大切な勉強であり経験だと考えております。

 

沢山の方々とのコミユケーションで磨かれ

日々成長を目指す、若者たちを

応援していただければ幸いです。

 
 
 
 
次回は、10月11日(水)

2年 バヤシ