帝劇「ミス・サイゴン」観てきました | 雑談ブログ

雑談ブログ

ショー舞台ミュージカル・エンタメ大好き

ミュージカル「ミスサイゴン」日本初演30周年記念公演を観てきました。

もう30周年なんですね。

 

「レ・ミゼラブル」の日本初演が1987年で「ミスサイゴン」が1992年だから、レミゼと同じぐらい長く愛されてきた名作。 

なのですが

 

実を言うと今回わたし初見だったのです。

 

というのも聞こえてくる感想が「後味が悪い」とか「可哀そうすぎる」ばっかりで積極的に観る気分になれなかったのです。

 

でも今年の公演は海宝さん伊礼さん昆ちゃんという大好きなキャストが揃うと知り「一度この機会に観てみよう」と決意しました。

ちなみに海宝さん伊礼さん昆ちゃんの三人が揃う日は帝劇公演で二回しか無い。

 

両方申し込んで、当選した8月公演に行きました。

 

 

でも、残念ながら海宝さんはお休みでした。

 

 

海宝さんFCで取ったチケットですが、特に返金対応は無いとのこと。

 

ならば伊礼さん昆ちゃん目当てで観ようと思いました。

 

初めて観たのでストーリー展開にハラハラドキドキ。

 

悲劇に「えっそんな真顔」と動揺し、大きすぎる悲しみにドーンと心が沈みましたが

 

内心「初見が海宝さん版じゃなくてよかったのかもしれない」と思いました。

 

海宝さんが演じる役だとついつい肩入れしたくなるけど、今回は物語をありのままにフラットに受け止めたかったから代役のサンウンさんで良かったです。

 

クリスという人物を冷静に見ることができました。

昆ちゃんのキム素晴らしかった。

 

説明的な場面がないまま怒涛の展開が続くので、キム役が演じる心情変化や行動の説得力がすごく大事なのですが

 

昆ちゃんキムは純粋でやさしくてまっすぐで強くてチャーミングで応援したくなります。

 

幸せになってほしい。親子で幸せになってほしい。と心から祈らずにいられない存在でした。

 

 

伊礼さん演じるエンジニアは傲岸不遜な俺様キャラが見ていて気持ちいい。

 

この日は伊礼さんの帝劇千穐楽だったのですがカーテンコールの伊礼さんも良い意味で俺様キャラで素敵でした。

 

初めて観たミスサイゴンで「あのラストなんじゃこりゃーー爆笑アセアセ」と落ち込みそうになった瞬間に間髪入れず伊礼さんの陽気なカーテンコールだったので、

 

「今回観られて良かったなーー」「カンパニーのみなさんありがとう」と心から愛と感謝を込めて拍手できました拍手

 

11月まで全公演が無事に完走できますように。

 

いつか海宝さん伊礼さん昆ちゃんでミスサイゴンを観られますように。