【音楽劇】「スラムドッグ$ミリオネア」を観ました  | 雑談ブログ

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音楽劇「スラムドッグ$ミリオネア」を観てきました。

世界初の舞台化です。

 

ブロードウェイ作品だと既に大好評だったりと安心感がありますが

 

初の舞台化は観る側もドキドキします。

 

どんな内容なんだろう?

 

 

感想箇条書き

  • 冒頭のシーン。上から派手な色とりどりの布が垂れ下がっている舞台セットが劇団四季アラジン風だなと思った。
  • 一幕ラスト。タージマハルのシルエットを背に主人公が心を誓って暗転するのも劇団四季アラジン風だなと思った。
  • たまたま自分が劇団四季アラジンのチケットをリセールに出した直後だったので不思議な偶然だなぁと思った。
  • 唯月ふうかちゃんの声が相変わらず魅力的。声を聞くだけで役の内面的魅力に触れた気分になる。
  • 父親の暴力におびえる隣室の少女と主人公が壁の穴ごしに手をにぎって励ます場面がすごく美しい。
  • 神父さんと主人公のエピソードが切なくて美しい。
  • 逃走シーンをパルクールで表現する疾走感がスゴイ。
  • 屋良君が少年から青年まで全部演じるのがすごい。本当の少年に見えた。
  • 川平慈英さん演じる番組司会者の不気味な存在感がいい。ジョーカーみたいな得体の知れなさがあった。
  • 主人公の親友サリム、大事な存在シャンカールの純粋な性格に心惹かれた。
  • アンサンブルが全員素晴らしかった。みんな次々に役柄をガラッと変えて登場するので「あっ神父さんが悪者に転生したぞ」みたいにそれぞれの役柄の幅を楽しんだ。誰が誰になったか考えるのも楽しかった。
  • 特に大学生グループが好きだった。
  • 辰巳智秋さんの七変化が最高。

 

映画を観たのが遠い昔すぎてストーリーを覚えてなかったのも良かったです。

 

怒涛の物語に引き付けられて最後の展開に心が熱くなったし

 

後日に映画版を見直してみたら舞台版の良さがよくわかりました。

 

私は舞台版のほうが好きかもハート

 

映画版にはない「静けさ」で心情を表現するところが好き。

 

無音で踊るシーンとか、舞台ならではの美しさがありました。

 

屋良君の吐息と靴音しか聞こえない無の世界。

 

そういう静かな表現が日本オリジナル版って感じで素敵だなと思いました。