我こそは自由主義諸国の旗手なり(笑) | やすのど素人的ブログ

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日本のいいところを子供たちに残したいですね。

参議院のTPP議論を聞いていると、どうやら我が日本は、いつの間にか迫りくる保護主義という化け物に敢然と立ち向かう自由主義諸国の旗手とやらになったらしい。

 

私の認識としては、言ってみれば始めはかわいい子グマだったが、どんどん成長し、巨大なヒグマとなり、その巨体を使って好き勝手に暴れまわり、ついには飼い主である私たちに危害を及ぼし始めたような、今の自由主義をこそ化け物というのであって、まだまだ小さい子グマのような保護主義に恐怖を感じ、今現実に暴れまわり人々に危害を加えている、あまりにも巨大になりすぎた自由主義を守るなどと言う、安倍総理の認識に心の底から軽蔑を覚えている。

 

そもそも、かって自民党が政権に返り咲くとき、なんと選挙公約として語っていたのか。「TPP絶対反対」などとポスターまでバラマキ、偉そうに民主党に説教をタレていたではないか。今では「ステージ」とやらが変わって「TPP絶対賛成」らしいが、どこがどうステージが変わったのか教えて欲しい。

 

そもそも保護主義の台頭を止めると言うが、保護主義の何を止めようと言うのか。

 

保護主義の考え方とはこうだ。

 

海外からの輸入の拡大は国内生産者の利益を損ねる。

海外からの輸入の増加によって、国内の製品が売れなくなり、雇用が悪化する。

海外から安価な商品の大量流入によって国内の生産の縮小→国内企業の工場の海外移転→国の産業空洞化が生じる。

先進国との競争激化による国内企業の淘汰を防ぐため、一時的な産業の保護を必要とする。

先端技術産業の育成のため、国内産業を保護する

 

 

この考え方の一体何を食い止めるのか。すべては程度の問題であって、現在の世界の問題は行き過ぎた自由主義にどうやって歯止めをかけるかであることは一目瞭然ではないか。

 

 

最後にこれだけは言いたい。私は「TPP」だから反対なのではない。「TPP」だろうが「FTA」だろうが名前などはどうでもいい。自国の社会制度を、他国や単なる一企業の訴えによって変えざるを得ないような、国民の主権をないがしろにするような協定すべてに反対なのだ。現実に米韓FTAだのNAFTAだの、はたまたEUだの、名前など関係なく一様に国民の主権が、他国や一企業の訴えによって制限されているではないか。関税を低くしたいならすればいい、だが、そこで国家として自国民を救済する「主権」が制限される。そのような国家としての自殺行為、国家としての存在意義を失くす恐れがある協定に、ホイホイ飛びつく。

 

ハッキリ言う。

 

「やめちまえ。」