今回は以前インドネシアの空港によくいた「荷物運び屋」(ポーター)についてのお話しです。

 

Selamat pagi おはようございます。

 

2015年くらいの頃はジャカルタの空港に着くたびに、荷物受け取りターンテーブル近くにたくさんの「荷物運び屋」さんがいたものです(なんという名前なんでしょう?)入国審査後、ターンテーブルに向かうとすぐに声をかけられます、そしてもれなくお金を請求してきます、それも結構な値段です!1回50000ルピア(日本円でだいたい350円くらい)。スーツケース2つに段ボール箱3つくらい、自分でカートに乗せられます!それで50000ルピアは!高い!!(ぼったくりだ!!と心の中で叫ぶ私・・・すみません!)。

 

その方々。なかなかな『しつこさ』なのです。何人にも声をかけられます。最初の方はおどおどしていて格好の「カモ」に見えたのでしょう。「おぉ、カモが来たぞ!」とばかりに声をかけられました。しかし、インドネシア語ができるようになり魔法の?言葉を一言言うと・・・声かけられることはとっても少なくなりました(笑)。(その魔法の言葉はぜひレッスンの方で)

 

その後、その「勝手に荷物運びそうになる屋」(個人的見解)。インドネシアの首都の国際空港として、実は特に外国人(ビジネスマンなど)に評判がよくなかったのです。

 

そこで。いつ頃からでしょうか。政府が規制をし、しつこかった「荷物運び屋」さんはいなくなりました・・・(注:実際にはいます。ただ、しつこく声をかけてきたりお金を請求してこなくなりました)。

 

ある時。広い空港の中で一番遠いゲートへ移動しなくてはなりませんでした。時間もない、思いの外遠い!そこで移動カートを使うことに。インドネシアなのでまたお金請求されるのかな?とちらっと思って乗った途端!運転手さんの真後ろに座ってびっくり!!

 

ジャカルタ国際空港移動カートの制服
 
NO TIPPING』のポロシャツを着ているではないですか!これは制服のポロシャツ。かなり笑えました!こういうインドネシアのセンス、ものすごく好きです!
しかし。不思議なもので。お金を請求してこなくなると・・・手伝ってくれた時にはチップを渡したくなるものです。
 
あのしつこかった「荷物運び屋」が懐かしい。あれも実はインドネシアっぽかったなぁと今では思っています。
 

インドネシア語クラス・個人レッスンのご案内

ジャカルタでの生活は、着いてすぐにインドネシア語の生活が始まると言っても過言ではありません。

赴任前にインドネシア語を少しでも学んでみたい方、インドネシア語やインドネシア社会にご興味のある方、赴任に帯同されるご家族の方。

個人レッスンを行っています。出来るだけご都合に合わせた時間帯で行っています。

その国の背景を知ることで、より良いコミュニケーションをとることができると思っています。

ご興味がございましたら是非ホームページをご覧ください。体験レッスンも行っています。

     ダウン

赴任前に知っておきたいインドネシア語とインドネシア社会