大学3年生
男性
私は8週間この学校のTOEICコースに通いました。
この学校があるバギオという町は高度の高い場所に位置しているため、フィリピンの中では比較的気温が低く、蒸し暑さなどは感じずとても過ごしやすいです。ですが自分が滞在したのは雨季の季節であったためほぼ毎日雨でした。治安はあまり良くないと思ってましたがマニラなどに比べたらバギオは山のだからかとても安全だと感じました。自分はこのバギオで留学生が何か問題に巻き込まれた話は聞きませんでした。
この学校は授業の教室、滞在する寮、食堂など全て一つの建物の中で、この建物の一階にはコンビニエンスストアのようなお店がありそこでお菓子、飲み物を買うことができ、外出する必要がなく勉強に集中することができます。そして生徒数が約40~50人なのでそこまで多くなく小規模でアットホームな雰囲気があります。日本人の比率は20パーセントぐらいでその他は韓国人なので常に英語は使う環境で生活出来ました。施設は素晴らしく綺麗というわけではないですが毎日のようにスタッフが掃除をしているので私は汚いとはあまり思いませんでした。食事は平日に1日3食、土日は1日2食が提供されありがたいですが、生徒のほとんどが韓国人であるためか毎日のキムチと韓国風な食事でほとんどが辛いもので個人的にはあまりおいしくはなかったです。
私のTOEICコースの場合は1日に6コマのマンツーマンの授業と毎晩TOEICの模試を受け、これを週5日こなすコースです。肝心の授業はフィリピン人の先生が前日の晩に受けたTOEICの解説をするといった感じです。先生のクオリティーは他の学校をあまり知らないので評価しにくいですが、数人の先生はTOEICを知り尽くしていてとても分かりやすかったです。先生はフレンドリーで年も若い先生もいて中には19歳の大学生の先生もいました。生徒と先生の距離がとても近いと感じました。
私のコースは月曜日から木曜日まで外出禁止で、金曜日の夜にTOEICの模試が終わってから日曜の夜までが外出可能でした。入学して最初の頃は平日も外出したいと思いましたが、毎日の模試とその復習に追われてそれどころではないというのが現実でした。週末はバギオの中心部まで出て、ショッピングセンター、ナイトマーケットやレストラン、バーなどに行きリフレッシュをしていました。バギオにはとても美味しい日本食のレストランがあるので週末の楽しみでした。
私はこの学校で勉強した結果TOEICのスコアも大幅に上がり、韓国人やフィリピン人の友達がたくさんできフィリピンにきてよかったと思ってます。