人々の記憶に残ること…。 | Pride of football...
Mon, March 12, 2007

人々の記憶に残ること…。

テーマ:football

リーガ・エスパニョーラを牽引する2強,FCバルセロナとレアル・マドリッドの一戦は,こう評される.

エル・クラシコ

今回はバルサがホームのカンプ・ノウでレアルを迎えうつ.

世界が注目する一戦の狼煙(のろし)が上がった.

この試合バルサは,3-4-3という超攻撃的なスタイル.

3トップにはメッシ,ロナウジーニョ,エトーと超快足3トップを起用.

対するレアルはいつもと変わらぬ布陣でクラシコをむかえた.

試合はまず,ファン・ニステルローイのきれいなゴールでレアルが先制.

前半からゲームが動き,スペクタクルな試合が期待された.

1対0のこの時点では,試合を支配するようなワンマンショーが繰りひろげられることは誰もが予想できなかっただろう.

10代にしてバルサでレギュラーを張り,敵将カッペロに「ドイツW杯は彼のための大会となる」とまで言わせた世界が認める天才,リオネル・メッシ

そう,今日の主役はこの少年となる.

先制を許したホームのバルサは,メッシが鋭い切れ味のドリブルで,序盤からカンバヴァーロを中心としたレアルディフェンス陣を切り崩す.

まずは1点ビハインドのこの場面でメッシが,エトーの強烈なグランダーのパスをいとも簡単にトラップしゴールへと繋げた.

完璧なポジションどりは完全にレアルディフェンスの裏をとった.

圧巻のプレーであった.

伝説の幕開けとなるゴールだった.

レアルはまたしてもファン・ニステルローイの得点で勝ち越すが,その得点をまたもメッシが無効化する.

再びメッシがゴール前で仕事をしたのだ.

そう,世界最高峰の戦いで,10代の少年が2点も奪ってみせたのだ.

しかしバルサはオレゲールの退場で,数的不利となり前半を折り返す.

さらに後半に入りバルサは,エトーを交代させた事で,前線の流動性を失い,攻撃が実を結ばない時間が続く.

そんな中,後半ゴールを先に奪ったのはレアルだった.

セルヒオ・ラモスのヘディングがバルサゴールへと吸い込まれた.

非常に効果的な加点だった.

2度も追いすがったバルサを「3度目の正直」を言わんばかりの加点で突き放したレアルが,カンプ・ノウでのレアルの20年ぶりの勝利を限りなく手繰り寄せた.

オレゲールの退場も,1点を追う立場になるとより大きな重圧となった.

しかしその重圧を1人の少年ははねのけてみせた.

最後のビックプレーを夢見たファンはいただろうか,彼のような少年に期待したファンはいたのだろうか.

そう,メッシは2度ではなく,3度もレアルのゴールネットを揺らしたのだ.

パスをうけ,鮮やかなステップと,誰にもついて来られないようなスピードで振り切ると,振りぬいた左足から放たれた強烈なシュート.

ボールはカシージャスの手など気にもせず,自ら好んでレアルゴールに飛び込んだように見えた.

生きているかのように….

そう,それは偶然ではなく必然だったのかもしれない.

「3度目の正直」を信じたレアルイレブンに「2度あることは3度ある.」と言わんばかりのこの日の主役は,未だに19才だというのだから,世界は彼にどんなに夢をみればいいのだろう.

彼は人々の夢を超える,そう,天才の域を超える存在なのかもしれない.

メッシという偉大な少年のハットトリックは.20年間守り続けたバルサの誇りを守り,なおかつ後世にのこる新たなる伝説を生んだ.

彼は,人々の記憶に残る事に長けすぎている.

できるかぎり彼の成長をこの眼に焼き付けたいものだ.


メッシ

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