こんにちは、
岡田宰治です。


前回は「ゆがみが不健康を作る(心のゆがみ編)」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12852852428.html


今回は〃「若返りに必要な3つの運動を生かし切るには」〃です。


前回は、「心のゆがみと健康」でしたが、
今回は若返りに必要な3つの運動を、最大限に生かす秘策をシェアします。


・若返りに必要な3つの運動とは


健康長寿ガイドラインや若返り体操の指針などからも、
3つの運動が欠かせないとされています。


その運動とは次の3つです。

1.ストレッチ
2.筋肉トレ-ニング
3.ウォーキング


1.ストレッチの効果は、
関節の動きを維持、転倒予防、血行促進など。

2.筋肉トレ-ニングの効果は、
キビキビした動きを保つ、体型の維持、姿勢の維持など。

3.ウォーキングの効果は、
生活習慣病の予防、持久力をつける、脚力強化など。


これには全く同感で「ごもっとも」という内容です。


問題はその運動の中身で、
それぞれが別の運動だと、
切り離して考えられていることです。


どういうことかといえば、
この3つの運動で最大限の効果を出すためには、
ある共通項があるからです。

現状、そこを指摘されている専門家は少ないです。


そこで、ここに切り込んでいくことにします。


・効果がでる人とでない人の違い


臨床研究家としての立場から、
この3つの運動を指導し観察していると、
効果が少なくトラブルが多い人と、
相乗効果が現れる人に分かれることに気づきました。


同じ運動をしても、
結果がまるで違うわけですから、
興味深い研究対象となったわけです。


その違いを観察しているうちに気づいたことは、
効果がでる人とでない人の違いは、
「体の使い方と呼吸法」にありました。


体の使い方の違いとは、
効果がでる人は体に芯が通った安定感のある姿勢、
つまり背筋が伸びた姿勢で運動されていること。


これはストレッチであろうと、
筋肉トレーニングであろうと、
ウォーキングであろうと共通していました。


たとえば、ストレッチの場合、
効果がでる人は背筋を伸ばす動作をしてから、
ポイントをストレッチしているのに対し、
効果がでない人は背筋が伸びていない状態で、
ポイントをストレッチしているという違いです。


これは、筋肉トレーニングであろうと、
ウォーキングであろうと同じ結果でした。


つまり、まず体幹に軸を通してから、
瞬時に次の動作に移っているわけです。


同じように呼吸にも違いがありました。


効果がでる人の場合は、
腹圧をかけながら呼吸されているのに対し、
効果がでない人の場合は、
腹圧をかけることなく、
スーハー呼吸をされていたのです。


なぜ、それが分かるかというと、
お腹が膨らんだり凹んだりしているからで、
これは腹圧が抜けていることを示します。


これは、ストレッチであろうと、
筋肉トレーニングであろうと、
ウォーキングであろうと同じでした。





これらの観察から、
腹圧をかけたままでの運動と、
腹圧を保つ呼吸が大切だと分かったのです。


つまり、ストレッチであろうと、
筋肉トレーニングであろうと、
ウォーキングであろうと、
効果がでる人は、
腹圧をかけて体幹を安定させた姿勢で、
腹圧を落とさないような呼吸をされていたのです。


・効果を最大限にするためには


そこまで分かればこれは指導に使えます。

腹圧をかけて体幹を安定させるには、
腹圧がかかるような体の使い方に変えることです。

そのためには、
腹圧を高めるための動作が必要ですが、
これが背筋を伸ばすという動作なのです。

なぜなら、背筋を上下方向に伸ばすと、
お腹が絞られて腹圧も上下方向にかかるからです。


よく勘違いされるのは、
「背筋をそらす動作」を「背筋を伸ばす動作」と取り違えることです。


ここで必要なことは、
「背筋を伸ばすこと」と「腹圧を高めること」の両立ですが、
背筋を伸ばしお腹を絞ることで、
上下方向の腹圧と背筋を伸ばすことが同時にできます。


あとは呼吸法ですが、
腹圧を落とさないためには、
背筋を伸ばしお腹を絞りながら息を吐ききる、
これがベストの方法であることが分かりました。


この方法を腹圧呼吸法といいますが、
吐く時間が8秒とすれば4秒で吸う感じです。

息を吸うときに一瞬腹圧は低下しますが、
慣れると一定の腹圧は維持したままで行えます。


ここまでをまとめると、
腹圧をかけて維持するために背筋を伸ばすことと、
腹圧が抜けない吐く中心の呼吸法をすること、
この二つが肝であることが分かったのです。


ですから、
ストレッチ、筋肉トレーニング、ウォーキングは、
もちろん必要な運動ですが、
それぞれを全く別の運動だと考えないことです。


共通項として、
すべて腹圧をコントロールすることが大切で、
まずその体の使い方を手の内に入れること、
ここが腑に落ち実践できるようになれば、
効果は一気に上がりだすということです。


このためのトレーニング法としては、
「若返り筋メソッド」があります。


次回は「骨盤が立つことの重要性」について解説します。


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若返り筋メソッド座学&体操実習(少人数制)

・6月1日(土)18~20時(当研究所&Zoom)
座学+若返り筋メソッド「腹圧呼吸と呼吸筋トレの実習」

・7月6日(土)18~20時(当研究所&Zoom)
座学+若返り筋メソッド「筋肉絞り体操の実習」



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