書店員バツ丸の気ままにエンタメ

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 音楽・映画・本・女優大好きな書店員バツ丸によるエンタメブログです。映画・音楽・お気に入りの女性・本の紹介・レビューを中心に気ままに放談していきます。相互リンクも随時受け付けています。

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選出のみ終了。寸評はいずれまた。

(変更の可能性あり)

☆最低劣作品賞候補作

・大賞:14の夜
・次点:PとJK、武曲、あさひなぐ、アウトレイジ最終章、打ち上げ花火、下から見るか、横から見るか


☆最低劣主演女優賞候補

・大賞:松井玲奈(「めがみさま」)
・次点:土屋太鳳(「PとJK」)、miwa(「君と100回目の恋」)



☆最低劣主演男優賞


・大賞:亀梨和也(「PとJK」)
・次点:北野武(・「アウトレイジ最終章」)


☆最低劣助演女優賞

・大賞:前田敦子(「武曲」「探偵はBARにいる3」)


・次点:
・松村沙友里(「あさひなぐ」)
・栗山千明(「無限の住人」)
・柳ゆり菜(「チア☆ダン」)

☆最低劣助演男優賞

・大賞:中村倫也(「あさひなぐ」)

・次点:渡辺大知(「勝手にふるえてろ」)

「期待はずれでしたで賞」

・大賞:関ケ原

・次点:3月のライオン、追憶




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だいぶ間が空いてしまいましたが、今年の映画総評をやっていきます。なにぶん多忙につき、寸評部分は簡潔となりますが、ご容赦下さい。

尚、邦画編の鑑賞作品に関してですが、当初予定作品であった「勝手にふるえてろ」を「リベンジgirl」に変更しました。

まずはアンチ映画総評洋画編。選出項目は、

「最低劣主演女優賞」「最低劣主演男優賞」「最低劣助演女優賞」「最低劣助演男優賞」「期待はずれでしたで賞」

となります。

★「最低劣作品賞」

 ・大賞:ノックアウト
 ・次点:「パトリオットデイ」「ジャッキーファーストレディ 最後の使命」
     

大賞は文句なしにこの作品。何十年に至る鑑賞人生の中でも最高レベルの駄作。ジャケ写や煽り文句、あらすじといった今作に関するあらゆる情報と、実際の映画の完成度との落差が驚天動地としか言いようがなかった。観ているだけで憤死しそう。最高レベルの拷問に等しかった。主役の女の人はまあまあかわいいのに・・・。悪貨にも等しいこういう作品の存在がアクション映画を、ひいては映画シーンを衰退させていくのだなと痛感させられた。ダメアクション映画の完璧な見本。

「ノックアウト」のひどさの前に霞がちであったが、「パトリオットデイ」も大概であった。
ここ数年、海外の「実話」を題材にした、もしくはそれを基にした作品の出来の悪さに憤慨し続けているが、今作もそれを示す駄作。

往々にして在りがちな、「何故こういう事態を招いたのか?」との反省や分析なくして、愛国心やらテロの悲惨さを大上段で訴えかけても、事件の関係者や被害者、こと私のようなアメリカ政府やアメリカ社会に批判的なものには単なる自慰にしか思えない。アメリカが自国内で好き勝手にこの映画を上映し、それを観て泣いているだけであればいいが、この作品を日本で大手シネコンで上映する意味が全く理解できない。

内容こそ違うが「ジャッキー」も結論としては同様。今なぜこの題材でこの映画を作り上映したのかの問いに作品が全く応えられていない。描写は散漫且つ冗長で観ていて苦痛しかなかった。ナタリー・ポートマンの美貌と演技以外になんの価値もない作品。


★「最低劣主演女優賞」「最低劣主演男優賞」「最低劣助演女優賞」「最低劣助演男優賞」

・すべて該当なし


「期待はずれでしたで賞」

 ・大賞:la la land 
 ・次点:美女と野獣

大賞・次点共に今年のシーンをにぎわせた話題作、人気作を選出。いや、両作品とも酷かったな・・・。

新たな「音もの」映画の傑作、「セッション」のデミアン・チャゼル監督の次作ということから非常に期待していたのだが・・・。

「何で歌って踊るの?」というミュージカルの本質への違和感と嫌悪感しかない、「ミュージカルが苦手」な個人的特性を差し引いても、あのやっつけな終わり方を始め「作品としてどうなの」と思わずにはいられない出来。結局映画予告で散々見せられた「大勢が高速道路?の上で踊る」場面が披露された冒頭で終わった感しかなかった。俳優や音楽は良かったけれど、それだけではあかんわな。

次点は絶賛意見が多数であろう「美女と野獣」。エマ・ワトソンの美貌と演技は流石であれど、そもそもの「野獣の苦悩」=「醜い野獣に変えられ孤独に苛まされる」

が全く伝わってこなかったのが致命的。アメリカやディズニー作品に典型的な「擬人化表現」にも全く魅力を感じず・・・。

本来は人の外見と心を問う、それなりに考えさせる作品であるはずなのに、ゲイ役を設けたり、フェミ的な思想を盛り込んだりと、ちょっと良く分からない改変もマイナス評価にしかならなかった・・・。



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久しぶりの更新です。このブログを読んでくださっている方がどれだけいるのかわかりませんが、以前からの予告通り、今年の映画総評を行っていきます。

なにぶん、諸事情で中々更新が出来ませんが、これだけはやらないと年の瀬を超す心境にならず、自分へのけじめも含めてがんばっていきます。


今回の映画総評も昨年と同様、

1・「備忘録」~鑑賞リスト発表
2・「アンチ映画総評」
3・「洋画編」
4・「邦画編」
5・「総評の総評」

の5部構成を予定しております。


洋画に関しては、「最優秀洋画作品賞」「最優秀主演男優賞」「最優秀主演女優賞」「最優秀助演男優賞」「最優秀助演女優賞」「思いの他良かったで賞」

の6項目、

邦画に関しては上記6項目に「管理人特別賞」を加えた7項目で選出します。

「思いの他良かったで賞」は、鑑賞前にあまり期待していなかったが、観たら意外に面白かったと評価した作品を選出します。昨年設けた「期待はずれでしたで賞」とは反対の内容ですね。


尚、今回も「アンチ映画総評」に関しては、

「最低劣作品賞」「最低劣主演女優賞」「最低劣主演男優賞」「最低劣助演女優賞」「最低劣助演男優賞」「期待はずれでしたで賞」の6項目。


尚、各賞に関しては原則「大賞」で1作ないしは1人、「次点」で1~4作ないしは1~4人を選出します。該当作品や人物が居ない時は無理に選出することはしません。

以下、今年鑑賞した作品を発表します。尚、作品名の()の数字はその作品に対する評価点であります。5点刻みの100点満点評価。大学の試験と同様で60点以下が不可、いわゆるプロが作った「金を取る」に値しない作品、70点台がまずまずの作品。80点以上が良作。90点以上が傑作、95点以上は「名画」、

とご理解頂けたらと思います。

また、()の作品名は今年鑑賞予定作品で現時点で未鑑賞の作品であります。
<>の作品は今年鑑賞しましたが、公開が来年につき選出対象にしない作品です。
「14の夜」は昨年上映作品ですが、私が在住している愛知県では今年上映でしたので選出対象に含めました。

ここで書いた映画評や上半期の総評の時と点数を変えた作品もありますが、その点はあらかじめご了承いただきたく存じます。

では、今年の鑑賞リストです。

☆洋画部門

・沈黙 -サイレンス- 65点
・ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命 60点
・ザ・コンサルタント 70点
・マリアンヌ 70点
・ドラゴン×マッハ 80点
・トリプルX 75点
・la la land 70点
・キックボクサー リジェネレーション 70点
・ワイルド・スピード ICE BREAK 90点
・イップマン 継承 95点
・美女と野獣 65点
・ノックアウト 10点
・パトリオット デイ 50点
・ハクソーリッジ 95点
・ハイジ 65点
・ヘッドショット 65点
・ファウンダー 85点
・わたしたち 75点
・女神の見えざる手 85点
・アトミックブロンド 65点
・セントラルインテリジェンス 70点


☆邦画

・14の夜 40点
・僕らのごはんは明日で待ってる 70点
・チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜 90点
・君と100回目の恋 75点
・1週間フレンズ 75点
・サバイバルファミリー 70点
・ハルチカ 70点
・サクラダリセット 前編70点 後編70点
・3月のライオン 前編80点 後編60点
・PとJK 50点
・暗黒女子 70点
・ReLIFE リライフ 80点
・光 60点
・追憶 60点
・無限の住人 65点
・ピーチガール 70点
・武曲 50点
・私が殺人犯です。80点
・めがみさま 60点
・忍びの国 65点
・ママは日本へ嫁に行っちゃダメというけれど 80点
・心が叫びたがってるんだ。85点
・君の膵臓を食べたい 85点
・関ケ原 65点
・3度目の殺人 70点
・あさひなぐ 55点
・亜人 80点
・アウトレイジ最終章 60点
・あゝ荒野 前編・後編 60点
・ミックス 65点
・先生 好きになってもいいですか 75点
・ラストレシピ 麒麟の舌の記憶 80点
・探偵はBARにいる3 80点
・(覆面系ノイズ)
・(勝手に震えてろ)
・<羊の木> 60点


☆アニメ

・名探偵コナン から紅の恋歌 80点
・打ち上げ花火、下から見るか 横から見るか 50点

以上、洋画21作、邦画38作(アニメ2作含む)、鑑賞予定作品2作を対象とします。

次回はいつになるかわかりませんが、「アンチ映画総評」を行います。

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・評価:60点

<感想など>

ビートたけしこと北野武監督のやくざ映画シリーズ最終章。

今の日本において、Vシネでは隆盛なものの、メジャー映画界においてほぼ絶滅状態にある「やくざ(極道)映画」。

今の日本でこの手の作品を大手シネコン上映にこぎつけられるのは、恐らく北野武以外にないだろう。

こういうジャンルの作品を意欲的に作るその点に於いては、個人的に好意的に評価している。だが、このことと作品に対する評価とは別だ。

はっきり言って、シリーズ最終作となる今作は全く面白くなかった。作品を経るごとに面白さも質も右肩下がり。鑑賞後に怒りを通り越してとても悲しくなった。「もうたけしの時代ではないな」と・・・。

何も考えずに鑑賞できる点はいいのだが、そういった作品の特性を考慮しても作りが雑すぎる。

いちいち上げていけばきりがないが、特にたけし演じる大友と大森演じる市川がかちこみして大量虐殺する場面が酷い。もちろん、花菱組への復讐が大きな動機であるが、ここに居た連中の殆どはその復讐とは関係のないものばかり。いくらなんでもこれはない。やたらと「ばかやろー」を連呼する演技も、流石にここまでくると飽きてくる。まあ、同じことを繰り返す「漫才」を意識した彼ならではの演出ではあるが、ただただ滑っているだけだ・・・。

しかし、今作に関しては演出やストーリー面での稚拙さは低評価の主要因ではない。

じゃあ、それが何かというと、たけしを筆頭とした主要出演役者の魅力のなさ、マンパワーのなさに尽きる。

それは一重に松重・大森以外の主要役者が揃いも揃って、「おじいちゃん」としか言いようのない高齢者=ロートルばかりだからだ。

彼ら個々人は実績も実力もある優れた俳優であることは疑いようがない。しかし、「高齢者」を題材にした作品でもない限り、この年代の者が出まくり・出しゃばり過ぎという設定・物語進行に違和感しかない。

こと、今作は暴力渦巻く極道映画。かような血なまぐさい殺戮や暴力の最前線で年寄り同士がごちゃごちゃやっていることその一点が、すべからく今作から魅力を奪う絶対的な要因となってしまっている。

たけし:70歳 白竜:65歳 西田:69歳 大杉:66歳 岸辺:70 塩見:69 名高:66歳 光石:56歳 津田:52歳・・・

2作目の評にも書いたけれど、どう甘く見てもこの手の作品で暴力を行使する中心となるのは40代前半までだ。しかし、今作でそれに該当するのは40歳の池内のみ。ピエール瀧も大森も本宮も既にアラフィフ。

暴走族上がりのチンピラ鉄砲玉を演じた原田泰造が47歳・・・。

もはや出来の悪いお笑いでしかない・・・。

1作目で水野を演じた椎名や
2作目「ビヨンド」で石原を演じた加瀬

などは実年齢は兎も角、作品ではとても魅力的で勢いもあった。

しかし、今作では彼らに相当する魅力を放っていた者は皆無。だから面白くないのだ。


やくざ映画に必要なのは、暑苦しい・脂ぎった

と言い切ってもいい役者の溢れんばかりの勢いと魅力。かの傑作シリーズで今作と同じやくざ映画シリーズである「仁義なき戦い」はそのことを示している。観ていて他を押しのけて自分が目立ってやろうとの意を感じてならない「役者同士の仁義なき戦い」でもあった今作の主役を演じた菅原文太は、1作目時点で40歳。時代が違うとは言え、2作目の加瀬を除く主要役者はこの時の菅原よりずっと年上だ。

実力や経歴は文句なしではあるが、遠の昔にピークが過ぎた今作の出演者らは一線級での活躍が出来なくなっている。主役の親とか祖父とか、社の会長役といった脇での出演でしかその能力や魅力を発揮できなくなっている彼らをひたすら露出過多で起用した今作は、「仁義なき戦いシリーズ」に並ぶどころか、一般的なエンタメと比較しても、その勢い・魅力の質は低い。

たぶん、たけしが思うところの「顔を張れる役者」ばかりを集めたのだろうけれど、その思いと実際の出来との隔たりは決定的で、併せてたけしと一般観客の認識とのそれも示したに過ぎない。

せめて、このシリーズに登場した50歳以下の役者らで作っていたとしたら、ずっと面白くなっていただろう。

たけしの作品がまだマシだったのはこのシリーズ2作目まで。「龍三と七人の子分たち」以降、急激に魅力がなくなってきている。それはタレント・役者・監督としてのたけしのあらゆる点での衰えに他ならない。

彼に対する様々な評価や賛否はどうあれ、日本映画の一つの潮流を作った功労者であることに変わりはない。故に、ここ2作のあまりのつまらなさにただただ悲しくてならない。

見出しに書いたように、「たけしの時代」ではもはやないのだ。

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・評価:80点



<あらすじ>

2017年の東京。研修医の永井圭(佐藤健)はトラックと衝突し死亡するが、その直後、肉体が回復し生還。不死身の新人類“亜人”であることが発覚する。圭は追われる身となり、亜人研究施設に監禁されるが、“帽子”と呼ばれる亜人のテロリスト・佐藤に助けられる。しかし、佐藤は国家転覆計画に加担しない圭を敵視。圭は佐藤の暴走を止めるために立ち上がる。


<感想など>

桜井画門の人気コミックの実写映画化作品。

まあ、某巨人の作品が先だって実写化されてアレな評価だったので、更には監督が本広監督ということで、そして、亜人を日本の映像技術で描写できるのかといった不安もあったのであまり期待していなかったが、なかなかどうして良作に仕上がったと言える。

何度も書いているが、映画は2時間程度という絶対的な制約がある。長い間続いているコミックや長編小説を実写化する場合、映画ならではの魅力や面白さの追求と共に、何を残し何を削るかの「取捨選択」がその成否を分ける重要要素となる。

今作はまずその点上手かった。

原作ではそれなりに紙面を費やされた、永井や佐藤(永井役が佐藤健だからややこしい)のパーソナルな部分の描写や永井の母親に絡む描写をバッサリと切り、登場人物を最小限に抑え、

あくまで「永井&政府 VS 佐藤率いる亜人集団」

の描写に徹した点が非常に良かった。監督が「るろ剣」のそれで、佐藤・綾野共にこの作品で優れたアクションをこなせたこともあるが、2人の俳優としてのプロ意識の高さがもたらした良質な演技と、想像以上に健闘していたCG映像、そして、原作が有すスリリングな面白さと知的な駆け引きが相まって、

かなり楽しむことが出来た。

ただ、綾野はかなり頑張っていたとは思うが、個人的に佐藤役を演じるには若い感がする。原作では50代。年齢的にも雰囲気的にも渡部篤郎が向いていると思うのだが・・・。

それと、クライマックスとなるフォージ重工業襲撃及び社長の死に方に関しては、原作を踏襲してほしかったと思う。難攻不落の本社ビルに佐藤が侵入した驚異の方法は原作通りであったのに、何故完璧な防御システムを誇る社長室に引きこもった社長の殺害方法をあんな風にしてしまったのか・・・。

残念ながら数少ない減点ポイントになってしまった・・・。

とは言ったものの、ダメダメな実写映画化が依然横行している中、今作は良い成功例と言えよう。

この秋、観る映画に悩んでいるのなら、迷わず今作をお勧めする。


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最終回となる今回は主要役者に対する寸評を行っていきます。

映画やドラマにおいて、主要役を演じる役者の魅力や実力、存在感の重要性が高いのは言うまでもないが、こと今作のような矢口スタイルの作品においては、その比率がさらに高まる。

というか、そこのところがきちんとしていないと、もはや作品として成立しない。「スウィング・ガールズ」の上野や本仮屋、「シムソンズ」の加藤ローサや藤井美菜、「書道ガールズ」の桜庭ななみ&山下リオ、「表参道高校合唱部」の芳根&柴田杏花、「チア☆ダン」の広瀬&中条らといった

女優らが明確にそのことを示し続けてきたと言える。

では、今作はどうだったのだろうか・・・。

実質のW主役に相当する西野&白石に関しては上々であったと言える。

西野には原作東島のような小ささはないが、弱弱しい雰囲気や親近感のある外見がそれを補って余りある良さを見せた。懸念していた演技に関しても、流石に絶賛とまではいかないが、作品を十分成立させるだけのものはあったと思う。声を張り上げるシーンやコミカルなシーンにおいて思った以上に西野の魅力が出ていた言えよう。

白石に関してはどこを見ても女子高生に見えないのがネックではあったが、彼女の美しさが宮路の持つ孤高で人を寄せ付けない凄みを体現していた。


そして、敵方最強となる一堂を演じた生田。事前評価ではかなり懸念していたし、実際外見や雰囲気は原作の一堂とは欠片も似ていないが、しかし、演技面でその問題を低減させていた。特にクライマックスとなる練習試合敗退直後の演技は白眉。

どうあれ、乃木坂最強の女優適性が如何なく発揮されたと言えよう。


部長の伊藤はまあ及第点より少し上といったところか・・・。演技面は良く、作品の導入部分を担う責をしっかり果たせた。だが、いかんせん太ったことによるビジュアルレベルの低下が終始気になった。この手の作品は演技力はもちろん、ビジュアルが有す説得力がかなり重要となる。

残念ながら伊藤はこの点に関してのみ、求められる水準に達していなかった。


薙刀シーンに対する不満はあったが、この4者に関しては概ね良かったと言える。それがなぜかと言うと、曲がりなりにもアウェーの環境で重要役を担った経験があったからだ。下手なりにも積んだ経験がこの作品でまずまずの実を結んだということだ。


大倉役の富田は可も負もないといったところ。今作だけならともかく、「チア☆ダン」での演技や存在感があっただけに、今作での演技には満足できなかった。本人の問題もあるが、制作側がそのポテンシャルを引き出せなかったからだと思う。

懸念の1つであった寿慶に関しては、妖しい美しさこそなかったが、確固たる信念と厳しさ、そして懐の深さで部員を導く先達としての存在感はしっかり出せていたと言える。流石の演技経験といったところだろう。

さて、まあここまでは許容範囲。

で、今作で完全にそれを超えただめっぷりを見せたのが八十村役の桜井と紺野役の松村だ。

桜井演じた八十村は、そもそもヤンキーテイストのギャルという雰囲気が根本的に間違っている。八十村はヤンキーでもギャルでもない。剣道経験者という経歴も作品を通して何ら出せず、それ以前に西野より背が低い桜井をこの役に据えたこと自体が全く理解できない。

今作での江口や生田のようにビジュアル的な合わなさという劣勢を覆すに足る演技力は、桜井にはない。桜井自身の能力や魅力もさることながら、彼女をこの役に据えた関係者が悪い。

そもそもこの役を演じられる者は乃木坂内には居ない。一期に関して高身長のものが斎藤以外に居ないという実情を鑑みても、キャストに関して意味不明な1期縛りなど設けず、相楽や梅澤といったメンバーを起用すべきであった。というか、大倉の富田のように外部からの招聘にすべきであった・・・。

しかし、今作においてとにもかくにも酷かったのが紺野を演じた松村に他ならない。

そもそも、美形のお嬢様で手足が異常に長く長身コンプレックスでもある紺野を、ずんぐり体形で西野や白石とさして変わらぬ身長の松村に演じさせる意味が分からない。
当然、その体格が故に培われた薙刀スタイルは微塵もなく・・・。

しかし、ビジュアルの問題を葬り去るぐらいに酷かったのが、松村の演技だ。

他のメンバーが彼女の演技に関し、「松村そのまんま」との評があったが、言いえて妙だろう。


紺野の持つ一面の一つであるわがままさやぶりっこぶりがことさら強調された演技、と言うより、乃木坂結成当初より見られた松村の異常なぶりっこさ及び、ライブパフォーマンスの質の低さやロチュー事件が明確に物語る彼女のモラルのなさや、自意識過剰ぶりやプロ意識のなさなどが出ただけに過ぎない。

性悪な金持ちではあるが、一方でずる賢く、頭の回転も速く、観察力に優れ要領もいい紺野の人間性や能力を微塵も出せてはいない。

松村は紺野役を演じたのではなく、ただ自己を出したに過ぎない。

終始醜悪で文字通り演技を舐めているとしか言いようがない。

こんな演技?をして平然といられる松村のサイコパス的メンタルにはただただ驚愕しかない。彼女を起用し、さらにこの内容でOKを出した関係者の正気を疑わざるを得ない。松村をこの役で起用した時点で、今作はまともな作品になる機会を永久に失したのだ。


ロチュー事件で乃木坂の人気や信頼や貶めたのと同様、それなりに努力したメンバーの成果を松村一人でほぼ台無しにしたと言える。


そう、

西野・白石・生田らのそれなりの健闘があったとは言え、薙刀と言う極めて日本的で魅力的な題材を扱った「あさひなぐ」という一級の原作を土台にしたにも関わらず、

この程度のものしか提示できなかったことが根本的な問題なのだ。

アイドルメンバーが主軸であるが、そんなこと関係なく最高の作品を提示しよう、というプロとしての気概を全く感じ取ることが出来ない。

あるのは、出来がどうあれ絶対に観に来、金を落としてくれる「オタ」への甘えや依存、舐め切った態度だ。

乃木坂メンバーや推しメンが出てさえいれば、何でもかんでも評価するオタ相手の商売であるのなら、今作は成功と言えるのかもしれない。

しかし、かなりの公開規模を誇る矢口スタイル的作品であることや、当然乃木坂ファン以外の映画好き女優好きも観る商業作品であることを考えると、今作はお話にならない。


そもそもの上記冒頭にあるように、比較評価対象が矢口監督作品であり、更にはこの手の作品を通して評価を得、躍進した、

上野樹里、本仮屋ユイカ、桜庭ななみ、山下リオ、芳根京子、広瀬すず、中条あやみ、柴田杏花、

といった女優らであるからだ。西野や白石や生田の健闘も、あくまで乃木坂メンバーとしてのそれ。とんでもなく厳しい若手女優シーンにおいては評価・論評に値するレベルに達してはいない。

結局の所、メンバーに実力も魅力もない、という根本的なところのマンパワーの欠如。


それのみならず、制作側に関しても、メンバーの撮り方1つ見ても徹底的に魅力的に撮ろうとする意識や工夫が感じ取れない。試合展開のシーンを見ても、八十村や紺野のキャスティングを見ても、薙刀や原作への理解や敬意を感じ取れない。当然乃木坂メンバーに対してもだ。


「チア☆ダン」や「表参道高校合唱部」といった作品のように、業界や大手事務所が誇る魅力や才覚や野心に溢れる役者らに、最高の演出、最高の撮影らをして、「ぐうの音も出ない」程の大傑作にしてほしかった・・・。然るべき役者が演じ、しかるべき製作者らが作る最高の「あさひなぐ」を私は観たい。

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今回から本編です。

<以下、映画及び主要出演者たる乃木坂メンバーに対し辛らつな評価をしますのでご注意ください>


前編で書いたが、とにもかくにも、今作の関係者は「矢口スタイル」的作品及び、「あさひなぐ」という作品への理解が足らない。

まず、前者に関して。

この手の作品に求められていること、やるべきことは非常に明快で、そこのところきちんと押さえさえすれば、本来なら駄作になどなりようはずがない。大別すると、

1・扱う題材(今作ではなぎなた)の面白さや難しさを伝える
2・起承転結をきちんと利かせたストーリーと、メリハリの効いた演出
3・適切なキャスティング及び役者の魅力


辺りになろうか。

まあ、全部が密接に絡み合ってはいるが、3だけは次回にして、1と2に関して解説していこう。

「ウォーターボーイズ」にしろ「スウィングガールズ」にしろ、近年の「ちはやふる」「チア☆ダン」にしろ、これら優れた作品に共通しているのは、役者の演技や演出を通して、題材の面白さや奥深さなどを伝えられていることにある。

大抵は題材が「マニアック」なものになるので、その題材が「どういうものなのか」の説明が必要となる。作品の起承転結で言えば、

こと、部活系の作品であれば、部への加入や部員集めと共に、友人や先輩部員や顧問などを介しての「題材のルール説明や魅力、凄さの解説」

らが「起」の絶対的な構成要素となる。今作に於いては、東島とファーストコンタクトをとり、彼女から尊敬の念を抱かれる白石演じる宮路と、先輩部員(後に部長)となる伊藤演じる野上がそれをほぼ担う形となった。

しかし、所謂話の導入となる「起」の部分がまず酷すぎる。

野上の「薙刀とは」に関する解説部分はまあ良かったのだが、部活説明会?における部員の演武?が酷すぎる。

お馴染み「ぶんぶんぶん」の曲に乗せて演武らしきことをするのは原作と同じ。一応はきちんとした打ち込みを見せ続けたそれに対し、しっぽらしきものをつけてのケツフリダンスになりさがった映画版は醜悪の一言に尽きる。

原作では曲調とは全くかみ合わないものの、それでも、特に宮路の見事な打ち込みを見て東島が惹かれることがしっかりと描写されている(この時はまだ作者の画力は未熟であったが)。友人らを始め多くの生徒には良さは伝わらなかったが、東島の心には確かに響くものがあった・・・。それはどうあれ、薙刀という競技が持つ、そしてそれを伝える宮路の美しさと強さに東島が感じるものがあったからだ。読者にもそれがきちんと伝わってきた。

しかし、映画版のそれに於いて「薙刀の魅力」をこれっぽちも感じない。観ていてその陳腐さ、センスのなさに恥ずかしくなっただけだ。

こういうのに余計な小細工はいらない。肉体をして題材の魅力をシンプルに表現すればいいだけのことだ。何でこんな風にしてしまうのか・・・。監督を始めとした関係者のセンスの気持ち悪さに反吐が出る。

しかし、問題なのはこれだけではない。

ようは「起」のみならず「承転結」もあかんかったということだ。ざっとこの部分に関して述べる前に、まず、この手の作品の「起」以外に関して大まかに言うと、

承:練習開始~主人公や他の部員の成長~試合・大会への参加
転:敗北や怪我、顧問や他の部員との対立~和解~再び試合・大会
結:最終決戦

となろう。

まず、この4項目関係なしに酷かったのが、全編にわたって名ばかり顧問小林を介したお寒いギャグの数々。

後編のキャストの部分でも書くが、中村倫也が決定的にあっていないし、それ以上に彼の演技も彼に対する演技指導も演出も酷いに尽きる。

「矢口スタイル」的作品には笑えるギャグがつきものであるが、それは得てして、題材の説明と絡めた導入部分にとどめられている。原作も八十村・大倉、寿慶らをしてのギャグパートがあるにはあるが、全体的な比率としては非常に少ない。

にも拘わらず、部分部分、特に重要部分に関して、寒いギャグをかましたり、焼肉食ったり合コンしたり、相手校の女顧問を口説いたり、とする小林の存在が過多でとにかくうざく、腹ただしい。

そして、これと同様に松村演じる紺野も酷いが、これは後編でみっちし書くのでここでは割愛。


で、もう1つ気になったのが、全体の構成。

決定的に酷いのが、結の部分となる國陵とのリベンジマッチの舞台設定が「練習試合」であること。

話の流れが、「先輩たちのインハイ予選敗北」→「寿慶のしごき」→「新人戦」(宮路敗北)→部員同士が対立→「練習試合で國陵と対戦」

となっているが、これが明らかにおかしい。

確かに加入年のインハイ予選が序盤で終了することから、インハイでのリベンジに出来ないことはわかる。

だが、どうせ原作の多くの部分を割愛しまくっているのだから、映画に合わせここはうまくまとめろよと言いたい。

自分だったら、「寿慶のしごき」の部分のラストに國陵との練習試合を持ってきて、そこで宮路敗北 → 部員同士の対立 → 「何か名目を付けた大会でリベンジ」

とする。そもそも、原作の通りに1年3人、2年3人で別れて新人戦をやる意味も分からない。二ツ坂側の人物描写もいまいちであるし、國陵メンバーも瞬間だけの出番で部員を埋め合わせるといった無駄なこともせず、

3対3の新人戦で純粋に、東島・宮路+誰か(個人的には野上) VS 的林・寒河江・一堂

にした方良かったと思う。どうしても5人での団体戦が必要なのであれば、やはりテキトーな名目を付けた正式な大会という設定でやるべきであった。

で、話が長くなったが、もう1つ気になったのが「試合描写」の単調さ。これ、主要出演者全員が未経験者で且つアイドルという立場上あまりがつがつやるわけにもいかない、という事情を汲んでも、ダメとしか言いようがない。

ただただ薙刀をぺちぺちやっているだけ、との感しかない。

メンバーが未熟なのはわかっている。同種の作品は、今作同様出演者殆どが未経験者で当然本職とは比べようもないのだけれど、観ている限りそういったことをあまり意識させない仕上がりになっていた。そこのところは撮影の仕方や演出でカバーすべき点であり、制作側にその力量と責が問われる部分だ。

最終試合はこの手の作品の評価を決める重要要素であるのに・・・。同種の「ちはやふる」や「チア☆ダン」、「表参道高校合唱部」らと比較しても、クライマックスの感動やカタルシスのなさは雲泥の差で最低レベル。役者の人としての強さや勢いも伝わってこない。

マイナー競技が故に大会の舞台を拡大しづらく、また同じ相手と同じように戦う場面が多いことは原作でも問題・課題になっていることだ。しかし、原作では実写では絶対に出来ない心理描写や対人駆け引き及び、「薙刀」という「非スポーツ」である「武道」が有す暴力性や厳しさ、更には「業」の描写を丁寧にすることで、問題・課題を低減し続けてきた。

実写版は、それ以前の問題として、薙刀に関し役ごとの描写分けが殆ど出来ていない。原作では個々の体格や人間性が薙刀のスタイルや試合運びに大きな影響を与えていることが、作品の核として丁寧明快に描写されている。

これはキャスティングにも関わるが、作中で散々「背が低いので~」と言われ続ける西野演じる東島が、そもそも背が低くなく、宮路演じる白石や紺野演じる松村とも大差がない。で一方、原作では東島よりだいぶ高いはずの八十村演じる桜井や伊藤演じる野上が西野より明らかに背が低いってのがおかしい。
(特に紺野の松村が糞すぎるが、これは後編で書く)

だから、東島の薙刀にも紺野の薙刀にも説得力がない。剣道経験者設定の八十村の描写もイマイチで、動けるデブの大倉さえ満足のいくものではなかった。

西野・白石のW主演的扱いが絶対の既定路線としなければならないことは、いくら何でもわかる。乃木坂側としては絶対に譲れない線だろう。だが、だからこそ、八十村と紺野はこの2人より背が高いものにすべきであった。そもそも1期生だけ出演、というのも理解しがたい。八十村だったら相楽の方があっているし、紺野は梅澤で十分。

これも後編で書くが、紺野と八十村を演じた2人は予想以上に酷かった・・・。そして、改めて乃木坂メンバーのマンパワーの低さを痛感させられた次第。

今回はここまで。次回は演じたメンバーに関して書いていきます。









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・評価:55点



<あらすじ>

二ツ坂高校に通う1年生、東島旭(西野七瀬)。中学校では美術部員だった彼女だが、部活説明会でなぎなた部に興味を抱き、入部することにする。練習に打ち込む旭は、剣道経験者の八十村将子、背が高いことにコンプレックスを抱く紺野さくら、高い実力を持つ先輩の宮路真春(白石麻衣)らと一丸となって、インターハイの全国大会を目標に日々鍛錬を重ねる。

今回はかなりの大作になります。序論的なものを書いた前編、映画全体の評価を書いた中編、演じた女優に対する評価を書いた後編の3部構成を予定しています。

<以下、映画及び主要出演者たる乃木坂メンバーに対し辛らつな評価をしますのでご注意ください>

「ビックコミックスピリッツ」連載で好評を博している薙刀を題材としたこざき亜依執筆の作品、「あさひなぐ」。業界の末端に属すものとして、「小学館漫画賞」を受賞し、さらにはケンドーコバヤシが激推しの漫画として紹介して以降、必ず実写化すると確信していた。個人的にもこの漫画は、格闘技・武道を題材としたスポ根作品として歴史に残るとすら評価していた。しかし、まさか実写化情報として寄せられたのは、乃木坂46メンバーを主軸とした舞台&映画化・・・。

この情報を耳にしたとき、私は心底あきれ果てた。そもそも、この作品の面白さを再現できるはずがないと。それ以上に乃木坂メンバー主体でまともなものが作れるはずがないと・・・。その点に関しては、以前の「キャストを真剣に考えてみる」編にて書いた。

しかし、一方で土台となる作品があまりに傑作なので、余程バカをやらなければマシなものになるのではとの淡い期待もなくはなかった。だが、結論としては、そう期待した自分が「完全に甘すぎた」と言うべきお粗末な出来。

自分の映画鑑賞人生において屈指の駄作であり、乃木坂メンバーが主役をはった「超能力研究部の3人」程の糞ではなかったが、到底及第点など与えられるはずもない。

とは言え、後述するがほめるべき点も少なからずあった。しかし・・・。


「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」という矢口監督作品のヒットをして、

「マニアックな題材(スポーツ・芸術など)に取り組む人々(主に若者・学生)の描写を通して、彼らの青春模様・成長物語と題材の面白さを軸とした

、通称「矢口スタイル」と呼ばれる邦画シーンの1つの潮流・伝統・様式が形成されることとなる。

そしてそれは、若手女優の起用、成長、躍進を考える上でも、映画界の発展の上でも必要不可欠と言ってもいい程の王道・定番と化した。

薙刀という極めてマニアックで且つ武道ならではの奥深さと業とを有した題材を扱い、「薙刀部」が故の部員の成長物語・人物描写を軸とした今作はまさに、典型的「矢口スタイル」と言うべき内容だ。

だが、そういう王道・定番の題材が故に、わかり易く作りやすく、予算もそうかからないが故に、さらには人材育成や業界活性化も兼ねていることもあり、この2作と同種の作品は、矢口監督を始め多くの面々によって作られ、多くの面々によって演じられてきた。

「書道ガールズ」「シムソンズ」「恋は五・七・五」などもそうであり、ここ数年で言えば、TVドラマ「表参道高校合唱」「初森ベマーズ」がそうであり、今年上映された広瀬すず・中条あやみ主演の「チア☆ダン」もそうだ。これら作品を通し、今や業界を代表する有力女優になった者も少なくない。

当然競争率が激しく、必然的に作品に対する評価や感動のハードルも高くなる。

それ以前に既に矢口スタイルはそう称された原因足る矢口監督作品によって「最高」のものが提示されており、それを超えることはもはや適わない。殷や周、宋といった古代中国の政治や文化を今の中国が超えられないのと同じ。

繰り返すが、題材や内容的に作りやすいこともあいまって、参入の敷居が極めて低いが、だからこそこの手の作品で、特に矢口スタイル作品を観たことのある人々を魅了することは困難なのだ。いわば修羅の道。

多くのメンバーを総動員しての華々しい映画宣とは裏腹に、やはり今作は予想通りの駄作となった。何故そうなったのかは、今後嫌と言うほどたっぷりその理由を書きつづっていくが・・・。

大枠の結論的なものを先に申し上げるのなら、

制作関係者及び乃木坂関係者、そして主要役を演じた乃木坂メンバーの一部らの、

とにもかくにも、矢口スタイル的作品に対する誤解と無知、原作コミックに対する誤解と無知

及び、鑑賞者に対する甘えや依存、というより舐めている、に尽きる。


今回はここまで。







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続きをやっていきます。


☆10月7日

・ナラタージュ

今、まさに旬の女優有村架純の、松本潤とのラブシーンが早くも話題を呼んでいる今作。

監督は日本を代表する助兵衛監督、行定勲。作品の出来は兎も角、女性を美しく撮ることに関しては日本屈指の彼が有村架純を如何様に写し取ったのか・・・。それだけが気になります。


・アウトレイジ最終章

北野武が送り出した極道シリーズの最終作。年よりばっかりになってしまったのが残念ですが、どのようなオチを見せてくれるのか・・・。どうあれ観てしまうでしょうな。


・紅い襷~富岡製糸場物語~

初期、富岡製糸場で器械製糸技術を学んだ工女のドラマと、歴史ドキュメンタリーを織り交ぜた映画。

文明開化、富国強兵の名のもと急速に発展してきた日本を支えてきた女工。資本主義社会の暗部の一面とも言える彼女らの有様には興味がありますね。主演の水島優は全く存じ上げませんが、さて、どうでしょうか。


☆10月14日

・リングサイド・ストーリー

監督が「百円の恋」の監督と言うことで期待。しかし、同じ作品の関係者が作った「14の夜」が糞だったので、一抹の不安を覚えますが・・・。


☆10月20日

・女神の見えざる手

ポリティカルサスペンス作品。日本と違ってアメリカではこの手の作品に傑作が多い。中々に面白い話なので期待したいですね。

「関ケ原」、「打ち上げ花火~」と、ちょっと、最近の鑑賞作はいただけないものばかりなのですが、今年の残り、1作でも良い作品に巡り合わんことを切に願っております。

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