いつもの、お散歩コース。 | ーとんとん機音日記ー

ーとんとん機音日記ー

山間部の限界集落に移り住んで、
“養蚕・糸とり・機織り”

手織りの草木染め紬を織っている・・・。
染織作家の"機織り工房"の日記

 きのうの夕方、工房の前の川を辿って、
往復30分くらいの、お散歩に出かけました。

 機織りは、ある意味で、
単調な繰り返しの作業の連続ってところがあります。
 この二、三日、やっていた作業は、
"綜絖通し"と"筬通し"という作業で、
経糸を上げ下げする"綜絖"というものと、織り巾(織物の幅)を出したり高機の場合では緯糸を打ち込む役割をする"筬"というものに、
経糸を一本づつ通してゆくのですが、
この作業、結構、目が疲れるんですよ。



 それで、「目の疲れ→肩こり」っていう、
悪循環にならないように、
できるだけ、お散歩などをするように心がけていますが、
 ここ数日、あまり、からだを動かさない、
閉じこもりっぱなしの作業がつづいたので、
昨日、工房の前を出発して、いつものコースを歩きました。

SA4


夕方、工房の前の川を辿って、往復30分くらいの道のりです。

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清々しい、川の流れの様子が近くで楽しめる辺りまで行きます。


SA2


帰り道、空を見上げると夕焼けでした。
川を見ると、空の茜色を写して、流れていました。

SA1


SA5


短い時間、一瞬の移ろい。
"色"は、リアルな存在。
それを楽しめると、その日一日の印象がパッと変わるからふしぎ。