ウガンダの首都カンパラから南へ200キロあまり、マサカという街の周辺はHIV感染者が爆発的に増えた場所。アフリカ、とりわけここウガンダのHIV現状は深刻である。
マサカからさらに南に行ったところに日本人男性が作ったその孤児院はあった。
施設に着いた途端、子供達は一目散に駆け出して出迎えてくれた。みんな元気いっぱい!
4歳~15歳までの子供達が35人くらいここで生活している。HIVで両親を亡くしてしまった子供達。
生まれながらにHIVに感染して生まれてきた子もいるという。
日本では考えられない深刻な現状。
まず子供達はたくさんの歌やダンスを私達に披露してくれた。お返しに私達が「カエルの歌」の輪唱を教えた。子供達は覚えがよくすぐに覚えてしまい先生のいうことをよく聞く素直な子たちばかり。
各自の役割分担をきちんとこなし、みんな優しい眼をしているのが印象的。しかし中には具合の悪く元気のない子供達も数人いるようだった。
この孤児院を作ったカマウさんはもともと日本で保育士をしていて子供が大好きだった。
1976年にケニアに渡り、孤児院で働き、1981年からはこのウガンダで孤児院を作ったという。
30年以上ものアフリカでの生活。電気も水も通ってない村で長年暮らすということはよっぽどの信念がないとできないことだと思う。
たまに半年くらい日本に出稼ぎに帰り、肉体労働でお金を貯めそのお金でしばらく孤児院を運営するのだという。
アフリカなどの貧しい国の学校は日本の学校とは異なるとカマウさんは言う。日本では生徒が授業に平気で遅刻して授業を嫌がっているがアフリカではその逆で教師が平然と遅刻したり、授業に来なかったりするのに対し、生徒はいち早く着席し、授業が始まるのを心待ちにしているというのだ。ボロボロの木の机と椅子にぎゅうぎゅうに座って必死に勉強をするのだ。学びたくても満足に学べない子供達。かたや、満足に学べるのに学ぶことを放棄する子供達。なぜこんなにも違いが生じるのだろう?たぶん日本の子供達は学ぶことにストレスを感じているのだと思う。
学ぶことは素晴らしいこと。他人との競争ではなく、良い成績を取って良い学校に入ることだけが大切ではないと認識すれば楽しい、わくわくするような勉強や学校生活ができるのではないか。
日本の子供達がこのウガンダの子供達の生活を見たらどう思うだろう?何を感じるだろう?
狭い教室、冷たい床で寝て、粗末な食事を分け合い、病気と闘いながら生きる。頼りたくても親はいない。
お金もなく、ぼろぼろの衣服を身につけ、それでもみんなニコニコと笑っている。たくましく、そして本当に純粋な子供達。
きっと彼らの中にはいじめなんて存在しないと思う。そんな余裕は彼らにはない。苦しいからこそ助け合う。
もっと勉強したい、お腹いっぱいご飯を食べてみたい、もっと愛情が欲しい、、、彼らはきっとそう願っているのではないでしょうか?
子供達へ衣服や日用品、手紙を送りたい方
Mr.KIKUMOTO KAICHI
P.O.BOX270.KYOTERA
UGANDA
孤児院やマサカ周辺の写真集
トゥスビラ 「希望」
小林茂 著




































































