先日書いた学研の漢和辞典比べ。
実践編。
対象は、『漢和大字典(1996)』と『漢字源(2019)』。
時間が取れなかったので【帝】の文字比較だけになりました😅
JISコード、ユニコードについては、やはり最新の漢字源が詳しい。
「意味」と「解字」については、さすが同じ編者、出版社だけあってほぼ同一とみなせる。
熟語は流石に中型辞典が多い。
漢和大字典は25語。
漢字源は18語。
ただ、帝胤(テイイン)、帝闕(テイケツ)については、漢字源にしか立項されていない。
また、(類語)は漢字源にしかない。
このあたりは「藤堂漢和のコンパクト版」の謳い文句の同辞書ではあるが、決して削ぎ落としにとどまらず、独自性を出しているように思います。
漢和大字典の熟語配列は、二字目の【画数の順】なので見つけづらい😓
漢字源の熟語配列は【五十音順】で、読みが同じの場合に【画数の順】となっている。やはり、こちらのほうが効率が良いと思いますね。
最後に、推し国語辞典の新潮国語辞典 現代語・古語 新装改訂版で【帝】を見る。
簡潔明瞭ですね😆