毎日、毎日涙が出る日が始まった。
助けを求め、心療内科に行くものの、薬を出されて終わり。
選んだ医者が悪かったと思い、いくつもの病院を転々とするものの、、
こういう人に出会いたかったという人には出会えなかった。
部活の練習から帰り、陽を浴びたくないからカーテンを閉めた。
閉ざされた部屋。
お腹がへった。無心で、まいばすに行った。
(まいばすとはまいばすけっとという東京にあるスーパー)
カステラの切れ端がたくさん詰められたものを見つけた。
冷凍うどんと卵を買った。天かすも。
家に帰ると無我夢中に食べた。
美味しいとかではなく、無我夢中に。
冷凍うどんは5袋入を全て卵と醤油で食べた。
うどんとカステラを交互に食べ、天かすはそのまま一袋お菓子を食べるように食べた。
止まらなかった。止めれなかった。
横になって携帯をいじっていても、何か生まれるわけではなかった。
ただ時間が過ぎていく暇つぶしを探すしかなかった。
こんな状態で人にも会えず。
夜中にも寝れなかった。
コンビニに行き六切り食パンを買った。
それを深夜にマヨネーズを塗って砂糖を振って食べた。全て。
罪悪感と、なんでこんなことになってしまったのかわからなくなっていた。
それでも食べることはやめれなかった。
そして朝がきて、涙で濡れた顔。
外に出ていきたくない。
単位は取っていたから大学は休んで部活だけにいく日々。
そして崩れていく日常が始まる。