関西大学でメディア専攻の学生さんが実習でBABY in MEのルポを♡全文掲載その1(全4回) | 1999年誕生、日本発・世界初のマタニティマークBABY in ME(R)公式ブログ
2019-03-21 19:26:43

関西大学でメディア専攻の学生さんが実習でBABY in MEのルポを♡全文掲載その1(全4回)

テーマ:誕生20年

関西大学・仲里さんの記事画像

今日21日は「春分の日」。

全国各地で桜も開花し、

暦どおりに「春がやってきました」!

 

さて、2019年がBABY in ME誕生20年であることは、

先にも書いた通りなのですが、

それを記念するかのように、

今年は年明けから取材が続いています!

 

2月17日のTV番組に続いて、

今度は、大学でジャーナリズムを勉強中の学生さんが、

3年生の実習でBABY in MEのルポを書いてくださいました。

 

このルポは、

『Journalism Program & Writer』という冊子に掲載され

学内で配布されました。

 

さすが「書くこと」を専門に学ばれているだけに、

とてもステキな、そして中身の濃い記事にまとまっています!

 

皆さまにもぜひご紹介したく

ご本人の許可をいただきましたので、

これから4回に分けて全文掲載させていただきます。

 

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そこにある、見えない命のために
~マタニティマークに込められた思い~

その1

 

関西大学社会学部メディア専攻

ジャーナリズム専門プログラム履修生

仲里莉央

思いやりのマークが……危険?!
「マタニティマーク 危険」――。検索ワードの予測欄を見て、驚いた。ピンク色のハート柄を背景に、お母さんが赤ちゃんを抱いている絵柄。マタニティマークは2006年、厚生労働省の母子の健康水準向上のための国民運動計画「健やか親子21」推進検討会によって、妊娠・出産に関する安全性と快適さの確保を目指すために作られた。お腹のふくらみがあまり目立たない「妊娠初期」はとくに出血が起こりやすく、つわりなどの症状から、妊婦は心身ともに不安定な時期となる。交通機関や飲食店など混雑している場所で、周囲に妊娠していると示すマタニティマークを身につけることで、妊婦の心と体を守る役割が期待されている。こうした理念と「危険」という言葉があまりにも不釣り合いで、違和感を覚えずにはいられなかった。
 マタニティマークは、各自治体の窓口で母子手帳とともに交付されるほか、JRや大手私鉄の主要駅などで無料配布されている。さまざまな公共機関でも、マークの普及を呼びかけるポスターが掲示され、妊婦にやさしい環境づくりを推進している。その甲斐もあって、現在、多くの妊婦がマークを所持している。マタニティ情報誌『妊すぐ』が2014年2月に行った調査によると、対象となる妊婦のうち、96%が「マークを持っている」と答えた。しかし、実際に「マークを身につけているか」という問いに対して「外出時いつもつけている(つけていた)」と答えたのは、53%に過ぎなかった。さらに「場合によってつけている(つけていた)」が23%、「いつもつけていない(つけていなかった)」は24%という結果となり、マークを持っているにもかかわらず、その約半数が「いつも」身につけていないことが明らかになった。
この調査のなかで多くの妊婦たちはマークを付けるタイミングを「公共交通機関を利用する時」、「人の多いところや慣れない土地に行った時」と答えている。しかし、そのなかで、気になる回答もあった。それは、「嫌がらせされるのでは?というネットの書き込みを見たため、つけない」というものだ。妊婦の助けになるはずのマタニティマークが、危険を招くきっかけになっているのではないか。このことは、マーク本来の意図とは異なる現象が起きていることの表れなのではないか。
マタニティマークに込められた思いを改めて考え、私たちはマークとどのように向きあうべきなのか、見直したい。

マタニティマークの先駆け「BABY in ME」
世界初のマタニティマークを生みだしたのは、横浜市在住のフリーライターの村松純子さん。1999年、彼女は「BABY in ME」のデザインを考案し、のちに厚生労働省によるマークデザイン募集のきっかけにもなっている。その経緯について、2018年11月29日に村松さんに聞いた。
「まだお腹が目立たない妊娠初期のころ、電車の中でつわりを起こしたのに、酔っ払いに間違えられ白い目で見られた」。妊娠した友人からの話を聞き、そういう時に何かマークのようなものがあれば良いと思ったことがきっかけだった。デザインの完成に1年以上の歳月をかけ、BABY in MEのウェブサイトを開設した。
BABY in MEを考案した当初、「妊娠初期の母体の変化や体への影響」にスポットを当てたウェブサイトは、ほとんどなかったという。今から約20年前、現在よりも子育てへの関心が低い時代に、妊娠を公表するマークに対する意見は賛否両論だった。村松さんは「そもそも隠すようなことじゃないし。お腹が大きくなったら、みんな『おめでとう』って言いますよね。妊娠初期のほうだけ分からなくすることに大きな疑問がありました」と語る。
 「妊娠初期ってなんですか、どうして大事なんですか」。女性から、このような声をたくさん聞いた。出産を経験しても、妊娠時につわりを体験していなかった人もいるため、つわりで体調を悪そうにしている姿も、ただ甘えているだけのように思われてしまうこともある。「情報や知識がないと、こういうことが起こる。『なんで労わるのか、優しくちやほやしないといけないの』って平気で言われたし、疑問視されました」。当時を振り返りながら村松さんの声が、悲しく響いた。

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