ボイスオーバーとは、ドキュメンタリーやニュースに出てくる海外のインタビュー映像に声をあてる仕事で、うっすら原音を一緒に流す事が多いです。
吹替に似ていますが、大きく違う点は、吹替は役者さんのお芝居に声をあてますが、ボイスオーバーは役者ではない、一般の人の普通の語りだということです。
現場に行くと、私の他に、弊社俳協の声優さんが3人も!
普段はこの現場で逢える事は滅多にないので、とても嬉しかったです。
内訳は、巧みなベテランさん2人と、ガチガチに緊張している新人君1人。
帰り、同行したマネージャーKさんが言いました。
「今日は、うちの事務所でもボイスオーバーの上手い職人を呼んだから。新人に同じ現場に入ってもらって、職人技を見て学んで欲しかった」と。
そうなんです。この業界、独学で学べる技術はごく僅か。
声優になる前に、アニメや吹替を沢山観て勉強してはいても、ボイスオーバーを練習して来る方はなかなかいないと思うのです。
だから、先輩の芝居を現場で見させて頂く機会は、とても貴重。
そしてそういう機会を作り、育てて下さるマネージャーに出逢えた事も、新人君の運だと思います。
私も、勉強になりました。
また、現場で皆様とお逢いできますように。
さて、本日はクリスマスイヴ。
お昼にクリスマスカラーのパスタを食べ、
(右と左の頬に1つずつケーキを頬張りながら)