オルソケラトロジーの過去記事はこちら



今日はオルソケラトロジーのレンズについてお話しします。


普通のハードコンタクトレンズよりも一回り大きいのが特徴です。

※市販のコンタクトレンズケースには入れられません


視力が悪ければ悪いほど厚みも増すので、違和感は大きくなるかと思います。


娘の眼科の先生曰く、レンズの厚みが4段階あるのですが、

眼科にテスト用に追いてあったのは、レベル2(一番薄いのがレベル1として)。


まずは点眼麻酔をして、

先生がそれを娘の目に入れてくれました。


先生は「遠くを見て〜」と声がけしてくれたので、

(私が遠くに立って手を振って見る位置を促しました)

娘はとても上手にできたようで、

「こんなに上手な子は滅多にいないわよ〜」と褒められて上機嫌に口笛


ただ、娘用のレンズはレベル4と厚みがあるので、

違和感を強く感じるだろうとのこと。


「でも基本は寝るだけなので、2〜3日で違和感にもなれる」

と言われました。


適応検査後の着脱には問題なさそうでしたので、

そのまま娘の目の形に合わせたレンズをオーダーして

1週間後、娘用のオルソケラトロジーが完成しました。


前回の記事では(院内で)自分でする着脱練習のことを書きました。


友達のお子さん(男児)は、着脱があまり上手ではなく、家でも毎晩30分ほど格闘していました笑い泣き

1ヶ月ほどしてようやく慣れたようで、1年を経過した今ではで着脱しているそうです。

彼の現在は「両眼とも1.2。一番後ろの席でもくっきりはっきり見えている。オルソなしの生活は考えれらない!」だそうです。



娘のレンズはマイエメラルド社製です。(一番ポピュラー)


人によって必要なものも変わりますが、主なケア商品は以下の5つ。


(上段左より)

レンズケース

スポイト(レンズを外す時に使います)

セイフティマット(洗面台の流れ防止に使います)

(下段左より)

洗浄保存液「ピュアエメラルド」(オルソ専用でAmazonとかでは売ってない)

レンズ装着液「マイティア」(レンズと目の間に入れるもの。違和感軽減。




(画像お借りしました:マイエメラルド社HPより)


娘の場合は、レンズが目の表面を滑りやすいのでマイティアはなし。

そして、慣れるまでは痛みを感じないよう「ベノキシール点眼」という麻酔薬をもらいました。

この麻酔(ベノキシール)も多分今月中には、使わなくなるんじゃないかな。


ベノキシールは、着ける前、外す前の両方に点眼するよう言われていますが、

娘はすでに外す時には使っていません。


宝石紫 オルソケラトロジー着脱手順宝石紫

手を洗う
下三角

セイフティマットを設置

下三角

ベノキシール点眼液をさす。

下三角

レンズをこすり洗いする

下三角

レンズの凹面にマイティアを入れる

※娘はやっていません

下三角

 レンズを左右装着する

 色:右は青、左は透明(クリア)

下三角

 ケースを洗って干す

下三角

寝る

下三角

起きたら、ベノキシール点眼液をさす

※娘はやっていません

下三角

 スポイトでレンズを外す

下三角

レンズを保存液で洗い、水で流した後

ケースに入れる

下三角

ケースに保存液を入れる



 

次回は、1週間のトライアル! 

自宅装着後と初日からの見え方について書こうと思います。