7月23日 土曜日。
先日のミーティングでBabyBooの新しいカバー曲候補がきまる。
それは「明日があるさ」
さあどんな仕上げにすべきか?
僕らのレパートリーの中に「また会う日まで」尾崎 紀世彦 という似たような性質つをもった曲がある。それと同じような仕上がりにすると住み分けが難しくなるし、ピアノ付きよりアカペラがいいというメンバーの要望も考慮して作業を進めなければならない。

まずこの曲について自分のイメージは?
坂本九の原曲よりジョージアのcmで若い世代には認知されている。
ジョージアバージョンは吉本の芸人さんが中心になってうたっていて、「くよくよせんと、なんとかなるからがんばろー」といった比較的軽い印象をうけた。
さてBabyBooが歌うにあったて意味はどこだろう?
草食系グループと(笑)いわれてきた僕たちにとって、ジョージアのような印象を残すのはあまり良くないだろう。いままであと一歩のところの押しが弱いというか、そこは聴きてのみんなに選択してもらうといった控えめなアプローチだったけど、この曲に関していえば、それは命取り。
ますます曲の印象がぼやけでしまい、ほんまに てきとーにいこー
みたいな印象になってしまう。

改めて坂本九の原曲をきいてみた。
うんうん。やはり戦後の辛く貧しい時代にも関わらず、確実に希望がみえていて、それに向かって前向きに進もうという強さを感じた。



「これだ!!」今の時代 BabyBooがこの曲をカバーするスタンドはここだな。

とめでたく立ち位置がみえたところで、今日はおしまい。

はい。ジョージアバージョンの明日があるさ。
九ちゃんバージョンは自分で調べてね。