どこで暮らすにも切り離せないのが毎日の食事。そして今一番頭を悩ませているのが、人間関係でも活動でもなく食事だったりします。
そんなマダガスカルでの日々の食生活を、自作レシピと共にご紹介します。
日本で暮らしていた頃は手軽に外食できるカフェやお惣菜屋さんが当たり前の様にありました。
ただ、首都はともかくここ任地チルヌマンディディ にそんな所があるはずもなく(あるものの衛生面が…)、基本的に朝昼晩と毎日自炊をしています。
また、以前ご紹介した通り食材の調達場所は市場のみ。お肉は炎天下にさらされハエまみれという状態。そのため、午前中に買い物が出来る土日のみお肉を食べ、平日限定ベジタリアン生活を送っています。
そんな平日の貴重なタンパク源が「豆」!
小豆や白いんげん、バンバラ豆に大豆など市場にはいろんな種類の豆が売られています。
数種類の乾燥豆をストックしておき、毎朝水にさらして夜調理するのが日課になっています。
卵と豆。毎日ここから貴重なタンパク質を摂取しているため、いかに飽きずに豆を食べ続けられるかが健康的な暮らしのポイントになります。
そこで、料理が趣味でも特技でもない私が試行錯誤した豆料理の一部をご紹介します。
トマト、ピーマン、じゃがいも、インゲン、玉ねぎ、サカイ(唐辛子)を刻んで煮詰めるだけ。
小豆(っぽい豆)と砂糖を煮詰めるだけ。これぞ求めていた日本の味!
すり潰した大豆、すり潰したじゃがいも、小ねぎ、玉ねぎ、卵、パン粉をこねて焼く。
目をつぶって食べればお肉っぽくなくもない。
市場で見慣れない野菜を見かけては、取りあえず買ってきて食べてみるのがマイブームになりつつあります。たまに失敗もありますが、「どんな味だろう?」と考えながら料理するワクワク感が堪りません。
コーンの様な甘みがあって美味しい!
野菜と豆だけ、かつ限られた調味料しか手に入らない中で美味しく栄養のある料理を作るのは正直一苦労。
ただ、活動先となる任地の農村に暮らす人々がお肉を口にするのは平均的に月1回とのこと。日々考えるレシピを今後の活動にも繋げて行ければと思います。
さて、今日は何を作ろうかな…