セーレン・キェルケゴール さん

セーレン・オービュ・キェルケゴール
(デンマーク語: Søren Aabye Kierkegaard デンマーク語発音: [ˈsɶːɐn o:'by ˈkiɐ̯ɡəɡɒːˀ] )

1813年5月5日生まれ、
1855年11月11日、満42歳没。

デンマーク=ノルウェー・コペンハーゲン生まれの哲学者、思想家。

今日では一般に 実存主義 の創始者、ないしはその先駆けと評価されている。

不安の概念 (岩波文庫)/キェルケゴール

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激しい憂愁と懐疑に堪えたキェルケゴールは、
主体的な存在を問題とした最初の思想家であった。
ここに今日に至る実存哲学の祖としての思想史的意義がある。
本書はこのような彼の自己自身との厳しい総決算であり、
質的飛躍による真実絶対への生を創造する過程を、
深い体験の表現において展開した内容豊かなもの。

 「 絶望とは死にいたる病である。
自己の内なるこの病は、永遠に死ぬことであり、死ぬべくして死ねないことである。
それは死を死ぬことである。 」

――『死に至る病』(1849)

死にいたる病 (ちくま学芸文庫)/セーレン キルケゴール

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絶望とは、人間の精神のみがかかる「死にいたる病」である。
キリスト教界の欺瞞を批判しつつ、
無限なる神との関係における有限なる自己(単独者)をめぐって、
絶望と罪の諸形態を徹底分析し、考え抜く―精神の教化と覚醒のために。
自己疎外におちいった現代人の魂の、その核心への肉薄が、いまなお鮮烈に私たちをとらえてはなさない。
キルケゴール晩年の思索を、デンマーク語原典から訳出し、詳細をきわめる訳注を付す。




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