前川喜平「アベ首相は責任を免れない」 | にゃんころりんのらくがき

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前川喜平氏「責任はすべてアベ首相官邸」…黒川検事長

5/21(木) 20:32配信

デイリースポーツ

 

   前川喜平氏

 

 

 元文部科学省事務次官の前川喜平氏が21日、ツイッターに投稿。黒川弘務東京高検検事長賭けマージャンを認めて辞表を提出したことに「アベ首相は責任を免れない」と指摘した。

 前川氏は「検事長の任命権者は法務大臣ではない。内閣だ。だから黒川検事長は内閣総理大臣に辞表を出した。定年延長も辞職の承認も内閣の権限。アベ首相は責任を免れない」と投稿。

 さらに黒川氏は「閣議請議は単なる手続きだ。法務省が閣議請議したから、黒川氏の定年延長の責任は法務省・検察庁にあるなどという言い逃れは通用しない」とも。続けて「検察庁の人事案は、林真琴氏を東京高検検事長に充てるというものだった。それを拒否したのは官邸ではないか。黒川氏の定年延長の責任はすべてアベ首相官邸にある」と重ねて指摘した。

 

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/198059

 

天下りあっせんで引責辞任 前川次官の退職金は8000万円
公開日:2017/01/23 15:00 更新日:2017/01/23 15:00

 文部科学省の組織的な天下りあっせんに関与したとして、事務次官の前川喜平氏が先週「辞任」した。依願退職の形だという。天下りにメスが入ったのは結構だが、実は次官の退職金は8000万円だった。

 官僚の退職金の計算式は、最後の月給に勤続年数を掛け、さらに長期勤続の割り増し乗数(10年以上の勤続でおおむね1.4~1.5)を掛ける。次官の月給は人事院によれば141万円で、前川氏は79年旧文部省入省の勤続約38年。退職金は割り増しがついて7500万円以上、8000万円弱とみられる。

 内閣人事局は14年の国家公務員退職者への「退職手当の支給状況」を公表している。それによれば、常勤職員の退職金は2000万円以上2500万円未満が最も多いが、7500万円以上8000万円未満の者が3人いた。これが次官級の退職金とみられる。6000万円台は76人、5000万円台が103人。一般国民とはかけ離れた世界だ。

 東大を出て難しい公務員試験に受かり、日本の教育行政を担ってきたエリートなのだから、それくらいもらっても当然という意見もあろう。だが、前川氏が行ってきたことは違法行為である。

 この問題の発端となった早稲田大への天下り。同大のホームページにある吉田大輔教授(文科省高等教育局長からの天下り、先週大学を辞職)の職務には堂々と、「文部科学省等の各種事業関係に関する連絡調整等への関与」とあった。噛み砕いて言うと、天下り教授の仕事は、文科省の各種事業の補助金・交付金をもらうためのパイプ役だ。

 文科官僚は国民の税金で私腹を肥やしているのである。これはれっきとした賄賂罪(収賄罪)。安倍内閣は横領次官を懲戒免職にすべきである。その上で検察は、この次官を収賄もしくは横領の罪で逮捕するべきだ。
(ジャーナリスト・若林亜紀)