小鼻縮小の外側法や内側法の後に、鼻の穴が縦長になったり、左右差が顕著に出る失敗例があります。
切り口の部分もなんだか不自然で笑顔が引き攣れたような顔つきになっている人も見かけます。
一つの目安では、鼻の穴のデザインが不自然かどうかは術後2週間の時点で分かってきます。
この時点で回復が見られない場合には高確率で失敗だとは判断できます。
小鼻縮小=鼻翼縮小術の最も高いクオリティの手術では、特殊な切開技術を用いて不自然なノッチングを回避し、皮膚が直線的になるのを避ける様にできる外科医がいます。
これだと笑った時に笑顔が自然に見えるのですが、質の低い小鼻縮小術はノッチング=切り口が不自然です。
また、すぐに美容外科に来ているような研修医が執刀すると、鼻の底が盛り上がる鼻底基部変形・後戻りなどの後遺症を負うこともあります。*例えば30分の手術時間であればグレーよりの黒だと判断しています
鼻フル、隆鼻術、鼻中隔延長術などの高度な手術を行う上では、検査なしで勘で手術プランを立てているクリニックはお勧めできません。3DCTを完備していることで手術のプランニングをより正確なものにすることが出来ます。
3DCTで把握できるのは、鼻の左右非対称、鼻骨の曲がり、鼻中隔湾曲症、術前術後の比較、プロテーゼやオステオポールなどの前回入れた材料の確認です。これらを確認せずに、鼻の整形手術を行っている美容外科の質はとても低いものになります。

