鼻尖縮小は修正を繰り返すほど瘢痕組織の肉が出来上がり難易度が上がる~鼻尖形成のリスクや失敗 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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鼻尖縮小の修正を何度も行うと予後が悪い~鼻整形で鼻尖部は特に事前に手術計画を立てて将来性を考えた治療プランにしなければ修正地獄になることが懸念されます。

 

鼻尖縮小を何度も行った結果、皮下組織が瘢痕組織と言われる硬い肉が出来て皮膚自体も硬く触れるようになるのです。

再手術では、この瘢痕組織の肉を切り取って、邪魔なものを無くすことがあります。

 

 

団子鼻修正で行われる処置としては脂肪取りや鼻翼軟骨を縛る処理がありますが、鼻先がアップノーズっぽくなる懸念から鼻尖部軟骨移植を組み合わせることがよくあります。だんご鼻の原因は単純に脂肪の量が多いとかそういったものではないためです。

 

また鼻翼軟骨移植を併用させるタイプの鼻尖形成3D法のリスクですが、以下のようなものがあります↓

・鼻翼軟骨の土台が脆弱になる
*鼻が将来的に曲がる可能性がある
・土台を一部カットするので修正は難しい
・延長方向には限りがあるので鼻中隔延長術よりマイルド

 

鼻の整形は多くの見解を複合的に考えて治療計画を立てられるべきで、ACRを整えるなら鼻中隔延長術と言った手が最強ですが鼻尖部の印象だけではなく、鼻幅を狭めてすっと通った形にするなら、鼻骨骨切り手術+鼻プロテーゼ挿入で団子鼻重たい鼻感を改善させたりもします。