経結膜脱脂(下眼瞼脱脂)が適している症例は黒クマと言われる種類の目の下のクマです。
特に、目元のクマ部分からほうれい線にかけてできるゴルゴラインを併発していることもあり、治療は困難を極めます。
経結膜脱脂(下眼瞼脱脂)をしたのに、肌にハリや艶が出ないといった方の場合には、影クマが残ってしまった可能性があるので、正確な診断をしなければなりません。
正確に診断ができない美容外科医の特徴をまとめます▼
・形成外科専門医ではない
・全例で経結膜脱脂(下眼瞼脱脂)+脂肪注入を提案している
・医療訴訟が過去に起きている(民事・刑事どちらも)
・脂肪注入が幹細胞を使用しておらず定着率が悪い
・ハムラ法ができない
など
経結膜脱脂(下眼瞼脱脂)だけで改善できる目の下のクマ・たるみの症例は、目の下と頬の境目の凹みがあまりないタイプの目の下のたるみ・影グマとなります。これに皮膚が余ってダルダルになっていたりすると、脱脂後に更にダルダルになって見えてしまうことがあります。
目の下の脱脂術は、皮膚切除をしない≒切らない目の下のたるみ取りとも言われますが、皮膚弛緩までは改善ができません。
また、メスを使わずに注射だけでクマを目立ちにくくするヒアルロン酸注入やPRP注射も当然、根本的な皮膚弛緩は改善しません。
※メンテナンスで目の下のクマにはヒアルロン酸1ccで両側50000円などを半年に一度のスパンで繰り返し行ったりすることが多いです。
一方で、PRP注射は20~30万前後の施術料金ですが、5年前後の持続効果があります。
もしも皮膚余りがある場合にはハムラ法や下眼瞼除皺術での皮膚切除を行うことで、タルミは解消します。頬とのつながりも併せて、ふっくらとした若々しい印象に変えるためには、施術を上手に組み合わせてプチ整形を行うと理想的な状態の目の下になりますので、出来れば治療選択肢が豊富な美容外科医を選択されることを第一にオススメいたします。