有馬記念 レース回顧 | 目指せ回収率110%

目指せ回収率110%

社会人2年目/競馬歴6年目の競馬初心者です。
行ったことのある競馬場は、中央4場/新潟/大井/船橋/川崎の計8場。
来年は札幌か福島に遠征予定。


お久しぶりです。先週は仕事が忙しく更新が出来ませんでした。。。

さあ、それでは有馬記念の回顧にいきましょう。


レースタイム 2:33.0


ラップタイム 7.0 - 11.7 - 12.2 - 12.5 - 12.7 - 12.8 -
        12.6 - 12.6 - 12.0 - 11.9 - 11.5 - 11.3 - 12.2

キタサンブラック、リアファルがちょっと外目の枠に入り、
決定的な逃げ馬が不在の中ではあったのですが
想像以上の超スローで、いったいったの競馬になりました。



 1着 ゴールドアクター
正直、緩めの造りでG1としては少し甘さの残るデキに見えてました。
ただ、デキだけでは決まらないのがこの中山2500mという舞台。
吉田隼騎手の好騎乗が光りました。
ゲートを好発し、押して押してハナへ。
そして、キタサン、リアファルが二の足で交わしていくところで
内のポケットになるところをすんなり確保することができました。
ここのポジショニングがすべてではないかと思います。
あとは展開もかなり向きました。
正直、ペースが流れて底力を問われる展開になってしまっていたら
間違いなく勝っていなかったと思います。
運も味方につけてのG1初制覇。人馬ともおめでとうございます。



 2着 サウンズオブアース
デキが抜群に良かったのがこの馬。
JC時はフォトパドックからも太め残り感は伝わってきたのですが、
今回は馬体重こそ±0kgでしたが、絞れてかなり良化しているように見えました。
この馬も好発後に積極的に出していって
2列目のポジションを確保。
唯一残念だったのは、リアファルがずるずると下がってきたときに
外からはマリアライトあたりが仕掛けてきて窮屈になってしまったこと。
ただ、主に京都で好走してきた馬が
今日の中山でも好走できたというのはひとつの収穫かと。
の一方で、勝ちきれない様子を見ているとTHE・勝ち味に遅い馬って感じがします。笑

 3着 キタサンブラック
ノリさんが上手い感じに逃げて
ナチュラルにドスローに落とし込むことができました。
最後マリアライトに交わされるかなっていう勢いでしたが
なんとか底力を見せて3着確保。
ただ、将来的なことをいうと、この馬も
総合力勝負になったときに勝ち味に遅そうで
安定的に走りはするものの。。。って感じになりそうです。



 4着 マリアライト

この馬はかなり過小評価でした。
エリ女4着のルージュが6番人気で1着のこの馬が12番人気。
いろんな要素があるとはいえさすがに過小評価すぎ。
この馬は混合戦だと足りないかもしれませんが、
牝限でしたら、これからも無双する可能性も秘めていそうです。



 5着 ラブリーデイ
この馬はなんといってもエクイロックスです。
JCまでは見れなかったエクイロックスが横までべったり。
明らかに疲れが見えてきていたんでしょう。
そして疲れを考慮して緩めの調教にした結果、
前走よりも明らかに太めで出てきました。
思っていたポジションを取れなかったなど
レース内容にも不満は残らないわけではないですが、
それ以前に仕上がりの段階でかなり後手を踏んでいました。
しっかり休養してもらって、また来年です。



 7着 アドマイヤデウス
やっぱり捌きが硬いのなんのって感じです。
秋天⇒JC⇒有馬のローテで、
秋天で太め残しまでは良かったんですが、
JCまでの間に調教強くしたのが最後まで響きました。
捌きの硬さは結局取れずでした。



 10着 ルージュバック
良さは戻ってきた感じがするも、評判ほどではない印象。
もっと上昇する伸びしろはありそうですが、
それでも思った以上の完敗。
距離は2000mくらいまでがよさそう。
常に過剰人気気味で、今回底を見せた感が強く、
人気するぐらいならこれからも積極的に嫌っていく妙味はありそう。



 12着 ラストインパクト
この馬も太い。
JC時の抜群のデキに比べたらかなり見劣りしました。




ヒットザターゲットが1枠を引くなどして、
有馬は内枠が有利っていうのがいつも以上に騒ぎ立てられた感が
強かった印象だったんですが、
それに反するかのように内枠勢は壊滅となりました。
勝ったゴールドアクターはもちろんおめでたいですが、
展開に助けられた感はかなりあるので、
次走以降についてはまだなんともいえません。