「ジョーカー」 | 工房長のぼやき

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チームスチームパンの工房長、安達俊信の日々是之。
思いついたことをカタカタ書いています。

「ジョーカー」を観に行きました。

マーベルも、

DCも、

ディズニーも、

大ファンになりたくても
その筋の方々のレベルには到底及ばない私です。

せめて見るという行為だけは欠かさずに。



「ジョーカー」は公開前から評判が高く、

期待を胸に行ってきました。




ここからは個人的感想、かつネタバレあったらごめんなさい。


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「バットマン ビギンズ」ならぬ、

「ジョーカー」ビギンズ。



  ジョーカーがいかにイカれたか


を描くものだと思い観にきました。



ホアキン・フェニックスの芝居は
久しぶりに感触のある芝居で、
のっけからよかったです。

「ダークナイト」でジョーカーをやった

ヒース・レジャーと比べられるのは当たり前で、

物凄いプレッシャーがあったことでしょう。


ただ、彼の芝居で作りあげているので、

ジョーカーだけどホアキンである。


ジョーカーだけどヒースであるジョーカーと

是非比較して欲しい。


シェークスピアなど著名な作品をやるときに、

「同じ役だけど自分が演じる意味とは?」

の答えのような芝居でした。


演技は大絶賛です。


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世界的に作品に対する評価が高いですが、

個人的には「うーん」という感想です。


スーパーヴィラン、ジョーカーを期待していくと大失敗します。

あくまで日常に誰にでも潜む悪を発見する作品です。


「ジョーカー」である必要は……バットマンでお客さんをつる以外に、あまり意味がない。

ただ、バットマンのジョーカーではないので、別作品でいい。という思い出いっぱいです。

ただ、それだとお客さんが入らないから、ジレンマですが。



時間があれば、別作品としてもう一度見に行きたいな、と思ってます。