B-UP BOXING LOVERS vol.43 チャンピオンカーニバル 7.8.9試合
第七試合
B-UP Lヘビー級タイトルマッチ
中西 健太 VS 星野 邦彦
判定 3-0 勝者 チャンピオン 中西 健太 (防衛3)
安定感抜群のチャンピオン中西に対し星野はどんなボクシングで戦うのか。
そんな思いで採点をしていたこの一戦。
パワーは星野、テクニックは中西。
星野は前に出ようとするが中西は接近戦を避け距離を取る。
要所ようしょでまとめたパンチを当て、ポイントを確実に重ねて行くチャンピオン。
星野には挑戦者としては手数も少なく中西をつかまえる事が出来ない。
そうなると更に中西には楽な戦いになる。
スタミナも落ちて来る星野に対し最後まで主導権を握り続けたチャンピオンの防衛。
以前と比べ更に安定感の増したチャンピオンは、この階級でどこまで防衛を伸ばすかが楽しみ。
第八試合
B-UP ウェルター級タイトルマッチ
チャンピオン 今村 修一郎 VS 挑戦者 ユーリー
判定 3-0 勝者 チャンピオン 今村 修一郎 (防衛4)
毎試合ドキドキハラハラの試合を見せてくれるチャンピオン今村。
1ラウンドいきなりダウンをしたかと思うと立ち上がり逆襲。
なんて試合も今回の防衛線に関しては皆無。
ガードを固め自分の距離を守り、確実に相手にパンチを当てる。
打たれ弱い面もあるだけに接近戦では見ていてハラハラする面もあるが、不意の一発を貰う事も無く
完璧な防衛。
挑戦者ユーリーとしてはサウスポーからの右ジャブに出鼻を止められ、時に強い左ストレートを受ける展開に成す術無く
3ラウンドが終わったしまった感じだ。
スタミナを切らせ一方的に攻められダウンを取られる場面もあり完敗を認めざる負えない。
チャンピオン今村のボクシングは実に面白い。
俺の好みもあるが楽しみなチャンピオンだ。
第九試合
B-UP ライト級統一王者決定戦
正規チャンピオン 藤沢 一成 VS 暫定チャンピオン 伊達 大樹
判定 3-0 勝者 チャンピオン 伊達 大樹
元アマトップレベルの暫定チャンピオン VS 元プロA級のテクニシャン同士の戦い。
お互いのボクシング技術、パワーと実に楽しいボクシングを見せてもらった。
付いて良し、離れて良しの暫定伊達、アウトボクシングを得意とする正規藤沢。
勝負を分けたのは調整不足による藤沢の失速だろう。
完璧な調整でリングに上がった時の藤沢の動きを知っているだけに、残念は思いはあるが、
そこはプロのリングではなくボクシングを楽しみましょうのB-UP的には良しとする。
それ以上に前開催でタイトルを獲得した伊達の完璧はボクシングに脱帽。
接近すればアッパー、ボディーと打ち続け、離れてはストレートで強いパンチと打ち込む。
ボクシングのお手本のような試合運びで完勝し。
見事統一戦を制し正規チャンピオンに。
残念ながら諸事情により正規チャンピオンのベルトを試合後に返上。
まだまだ完璧なボクシングの見たいが仕方がない。
B-UPのライトは強い選手が多い。
この空位になったライトのベルトを次に腰に巻くのは誰になるのか?
次回2019.2.24のB-UPでライト級王者決定戦参加選手を募集します。