外資の不動産買いがもたらす実需のゆくえ | 高橋正典オフィシャルブログ「価値組日記」

外資の不動産買いがもたらす実需のゆくえ

これが、私の国内不動産価格が

大きくは値崩れしない根拠の一つ

です。




たくさんの現金が今もなお動き回る


日本にいるとピンと来ないかもしれ


ませんが、世界で動くお金のうち、


現金という実物は7%程度とも言われて


います。


つまりは、お金のほぼ全ては実物


ではない、オンラインの中に存在


しています。 コロナ禍で、その


流通量がジャブジャブとなった今


もはや、お金の行き場は水が高い


所から低い所へ流れるように、


自然の流れとして、日本不動産に


入ってくるでしょう。


香港系ファンドが、過去2年間の


投資額の6倍超の投資額となる


5000億円を、今後2年間で投下


するそうです。


もはや、国内不動産入札の9割が


海外資本となった今、我々は


日本のニュースを見聞きしていても


もはや勝てない。


安定的なイールドギャップを根拠


としたインカムではなくキャピタル


がここまで大きくなると、これらの


結果によって、さらなる国力差の拡大


も進むでしょう。



ちなみに、不動産投資の価格動向は


国内実需不動産の先行指標ともなり


ますので、マイホーム購入者にとって


も関係の大きな話となります。


海外ファンドのお話は、もはや我々の


生活にも影響を与えるということだ


と言えます。