不動産業界の女性雇用
有効求人倍率の悪化を懸念しておりますが
今朝の日経朝刊では女性雇用環境悪化の
度合いが深刻であるとの記事がありました。
コロナ禍にかかった、この7月間で女性
の雇用が87万人失われたそうです。
もちろんこの背景には、比較的女性が
多かった対面型サービス業がコロナの
影響を大きく受けたり、非正規雇用が
多かったというものがあります。
安倍政権で新たな雇用が497万人も
創出され、実のその7割が女性であった
こと考えると、女性の雇用機会の安定
確保は重要です。
全国12万社以上にもなる不動産業は、
その85%が4人以下というとても少人数
企業が多い業界です。
不動産業者の多くが家族経営的であり、
経理を社長の配偶者が行うなど、割合に
すれば、元々女性率が高く出ます。
ただ、営業職や前線にいる従業員の女性率
はまだまだ低いようです。
当社はどうかというと、現在5割が女性の
スタッフとなっています。
女性ばかりを採用をしようとしてきたわけ
ではありませんが、業務ごとに必要な仲間
を探し求めた結果、今の割合になったのだ
と思っています。
ようやく不動産業も縦軸だけではなく
横軸と合わせた縦横無尽なビジネス環境
に入ってきました。
そういう意味でも、女性の持つ潜在力は
重要になってくると日々感じています。