レモン市場からの脱却へ | 高橋正典オフィシャルブログ「価値組日記」
2018-01-14 22:38:08

レモン市場からの脱却へ

テーマ:経済・時事

先日の成人の日の着物事件では

 

たくさんの被害者がでました。

 

金額もさることながら、それ以上に

 

代わりのきかない唯一の大切な一日

 

を台無しにされた重さは、想像を超える

 

ものがあります。

 

 

そんな事件を踏まえて、今日の新聞に

 

は着物業界の実情が書かれていました。

 

30年前の呉服市場は1兆8,000億円

 

あったそうですが、現在は3,000億円

 

と6分の1になってしまったそうです。

 

そうなってくると、市場は正常な取引

 

機能を失うようで

 

「海外で安く作ったものを高く売る」

 

「見せかけの価格から大幅値引きを

 

うたい客を呼ぶ」

 

「景品などで客を呼び込む」

 

「長時間拘束して強引に売りつける」

 

などなど・・・

 

 

 

なんか、これどこかで聞いた手法??

 

 

 

そう、不動産業界でこれまでやられて

 

いたことに似てます・・・

 

 

 

「呉服業界」と「不動産業界」には

 

少し似たものがあると感じています。

 

端的にいえば、

 

「売り手側の持つ情報と、買い手側の

 

持つ情報に差がありすぎる」

 

ということです。

 

これを「情報格差」というのでしょう。

 

不動産業界は「レモン市場」と言われます。

 

「レモン市場」とは、サービスの品質が

 

買い手が無知であったり、情報が公開されて

 

いないことで、その判断がつかず、不良品が

 

出回る市場ということです。

 

購入しなければ品質がわからないまま

 

取引されてしまうのです。

 

経済学の言葉ですね。

 

 

これ、特にこれから普及していく中古住宅

 

市場では深刻です。

 

中古住宅には、良いものと悪いものがあり

 

ます。

 

しかし、現在では消費者がその判断基準を

 

もっていません。

 

もっと言えば、それを判断すべき立場の

 

不動産業者ですら、その判断基準が不勉強

 

で曖昧です。

 

従って、良いものなのにその判断を消費者

 

ができず不安になり、更には質の悪いもの

 

も、その判断ができない結果・・・

 

良いものの価格が、適当な市場平均価格に

 

引っ張られ、本来良くないものも同じような

 

価格で都合よく取引されてしまう・・・

 

そんな残念な結果になっているのが、今の

 

中古住宅市場なのです。

 

 

 

良いものはよい・・・だから高く評価いただく。

 

悪いものはわるい・・・だからそれなりの評価になる。

 

そんな市場にしなくてはならない。

 

そんなことを改めて戒める事件でもありました。

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