シャカブラ～！

この意味が分かった人は、ハワイ通ですね～

南アフリカで大学に通っていた時の講師の口癖が、この「シャカブラ～」でした。

この言葉と共に、親指と小指だけを立てて、他の人差し指、中指、薬指を折り曲げた状態の手を相手に見せるのです。

初めて、この講師の授業を受けた時に、いきなり一言目が「シャカブラ～」だったので、

一瞬、現地のズール―語かと思いましたが、すぐさまハワイの言葉だと知りました。

彼の説明は以下の通りでした。

"This Shakabrah is a word from Hawaii, which means to relax and take it easy, and then everything will be OK!"

<<訳>>

「シャカブラーとは、ハワイの言葉で、リラックスして気楽にいけば、すべて上手く行くよ…という意味です」

この講義、応用数学の超難しそうな科目でしたので、皆少し緊張気味で最初のレクチャーに臨んでいたので、この一言で緊張の糸は一気にほどけ、この科目は皆から一番人気の科目となりました。

ハワイには、まだ都会人が忘れてしまった大事なものを細々ではありますが、伝える文化があるように思います。

以前、個人的に学んでいた「ホ・オポノポノ」も、元々はハワイの伝統的な問題解決手段の一つです。

ウニヒビリという自分の潜在意識に対して、

「ありがとう」

「愛しています」

「ごめんなさい」

「許してください」

この四つのフレーズを唱える事によって、自然に問題は解決する方向に動くというものです。

もう少し詳しくお話をすると、

ホ・オポノポノの基本的な考え方は、

すべて自分の周りに起きている事象は、自分自身の記憶や体験

（現世だけでなく前世も含む）が引き起こしているものであり、

その記憶や体験を消し去る（クリーニング）ことによって、問題は解決するという事です。

有名な逸話として、ホ・オポノポノを現在世界に広めているイハレアカラ・ヒューレン博士は

昔、ハワイの刑務所の責任者として就任していて、その刑務所には、殺人や強姦などを

起こした精神病の患者が多くいたそうです。

博士は、受刑者に一切会うことなく、酷い状態の刑務所で一人自分の浄化を上記四つの

フレーズを使って行ったそうです。

そして3年が経ち、刑務所でのトラブルは一切なくなり、精神疾患の患者も激減したそうです。

この話をしだすと長くなるので、また別の機会に…

で、話は戻って「シャカブラ～！」ですが、実はこれ私のおまじないにしているのです。

難しい応用数学の科目を楽しく受講でき、成績も良かったので、この楽しかった気持ちを

おまじないとして思い起こすことにしています。

本当につらい状態だと、思い起こすこともままならないので、それが課題ではありますが、

効果絶大です！

普段は、ジェスチャーを交えてやることはあまりないのですが、何か上手く行かない状態に

ぶち当たったとします。

その時の状態をまず体で表します。

そのジェスチャーは、「お手上げ状態」にちなんで、両手を開いて軽く上にあげます。

その状態から両手の真ん中の3本の指を折り曲げ、シャカブラ～のジェスチャーを作ります。

その時に、「Relax, everything will be OK」と心の中で何回も唱えます。

少し落ち着いてきたら、シャカブラ～のジェスチャーから、小指だけを折り畳み、

Thumb up!（親指を立てる）ジェスチャーに変えて、

「I'm good!」と何回も唱えます。

不思議なもので、何回か唱えていくと気分は良くなるものです。

そして、気分が良くなってきたら、最後に親指も畳んで、ガッツポーズを取り、

「Everything is OK! Thank you!」と言って終わります。

こういうのを一種のおまじないというのか、インカンテーションというのか分かりませんが、

自分の中では一つのルーチンワークとして成り立っています。

なにかトラブルがあって緊張したり、浮足立っているときに、これをやると落ち着くのです。

このシャカブラ―の一連の動きは、私のオリジナルなので、他の方に効果があるか分かりませんが、

ぜひ自分の為の、オリジナルシャカブラ―を作り上げてください。

ではみなさん、アロハ～

ハワイ発！ 困ったときに出来る指先のおまじない

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