「脳のしくみの違い」と言い聞かせてみる。 | マイノリティのお話

マイノリティのお話

ずっと人前で自分を出せない、自分でいてはいけないのだと思ってました。カウンセリングを受けたら、育った環境に原因がある事がわかりました。

私以外全員ASDだった。

ASDについて勉強したら、今まで見えてなかった事が見え始めた、そんなブログです。

アメブロさん、アメトピにはあげんでください。身バレを防ぎながら、ひっそりとやってます。

 

 

ともさんの記事を勝手にリブログさせていただきます。

高齢の両親の介護サービス・サポート、諸々の亊を調整している。妹ちゃんは日本在住で、定期的に実家に戻り、両親に必要な買い物や書類の整理や生活面でのサポート、必要であればクリニックへの付き添いをしている。私は、1年に1度から2度、長期で帰国し、新たなサポートサービスの開始のための調整・契約・実施、実家の家の中の整理・改修、つまり「大きな変化」が必要なものをやっている。妹は日々のサポート、私は大きく変化を伴う亊の準備・調整・実施・・・とうまく担当分けが出来ているな・・・と思っているのだけれど、多分、これは私だけなのだろうな・・・。

 

最初に言うておくと、妹ちゃんが定期的に実家に戻り、日々に必要な亊をすべてやってくれているのは非常に助かっている。日々の支払い、銀行・現金の管理、書類の管理をしてくれているし、必要なものの買い物・・・などを全部見てくれているので、非常に助かっている。

 

この事実は揺るがない・・・という上で、以下・・・。

 

 

普通。普通よ。普通はさ。敢えて言うけど、普通はやで?普通は・・・「定期的に実家に戻る」というのは、両親の「様子を見る」そして、その変化に気が付いたら、サポートをしてくれている医療・サポートの皆々様に相談の上、必要な変更をお願いする・・・というのも含まれると思うのだよ。

 

実際、私は最初の1週間はアクティブに何かを開始するのではなく、じっと二人の亊を観察。今必要なサポートサービスに本人達のニーズが合致しているかどうかを見極める期間であった。その上で、サポート・サービスをしてくださる方を全員集めて頂き、私が見ていてどんな様子か、どんな亊に困っていそうか、今後どんな亊に困りそうか・・・という亊を伝えた。10人ものプロが終結している場であった。

 

ケアマネさん:せっかく、こうしてSangoさんが帰国されているので、一度全員で集まって頂くのがいいかなと思いまして。

 

こうした前置きで始まった打ち合わせであったが・・・。これ、本来、妹ちゃんも参加すべき・・・いや、なんなら、妹ちゃんがずっと前にこれを発動してもよかったんじゃないの・・・と思ってしまった。

 

私: かくかくしかじかで、あんな、こーんな様子で。今はこんな亊に困ってて、多分、この先こちらが、こうなのかと。あーで、こーで、こーなんです。

 

A:なるほど。私たちは朝のご様子で短時間しか見られないから、そんな感じだとは思ってませんでした。

B: 本当に。日中は、これこれこうなので、それは知りませんでした。夜はそんなご様子なんですね。

C: これとこれは、このままで、あっちのあれを今後調整していかなくてはいけないようですね、気が付きませんでした。

D: そうですね。やはり、私たちは一定時間滞在するだけですし、丸一日・数日観察されると、いろいろ違いますね。

 

みんな口をそろえて同じような亊を言った。「そんな様子は知らなかった」と。じゃあ、この人達は、観察を怠っていたのか・・・と言うと、まったく真逆。たった朝の30分や、週1日・2日の様子から、両親の特徴・傾向を把握し、この打ち合わせの間も「私はこうしてます」「私たちは、こんな感じにしてます」とお互いに工夫ポイントをシェアできるほどの情報量であった。私ですら「ええ!すごい。そこまで見てくださってるんですか?」とびっくりするほどの細やかな観察力と、気配りはさすがプロ!と思えるほどであった。

 

これ、月に数回実家に帰省し、寝泊りしている妹ちゃんが気が付かないわけがないのだ。現に、私が「みんなに集まってもらって、あーでこーであーだって話で。私も気が付かなかったから、さすがプロって思った」と妹ちゃんに言ったところ、「そんな亊とっくに知ってる」と。じゃあ、どうしてシェアしよう、相談してみよう・・・と思わないのか・・・。

 

 

そして、今回、私が帰国した亊で気が付いた故にいろいろ開始するサポートやサービスがある。それをできるだけ両親に良いように、かつ、妹ちゃんにも負担になりすぎないように考慮して進めようとしているのだけれど。妹ちゃんに「相談」すると「でも~だと、~だから」や「・・・どうでもいいよ。私関係ないし」という答え。え?関係あるよね?全部、関係あるやんね・・・?「向こうが勝手にやってくれたらいい」という発言すらするのだ。

 

また、こちらが調整した亊に対しても「はぁ・・・また、私の負担が増える」と。いや、でも、この調整は、両親の今後のためにどうしても必要で、前々から「こうしたいね」と私とも話していた亊である。確かに、支払いに関しての負担はどうしても増えるし、新しいサポートやサービスに慣れるまでは、おかんが妹ちゃんに「いつもと違う」亊にパニック起こして連絡しかねない。でも、「必要な亊」と、私も妹ちゃんも二人ともが納得した亊ではないのか。

 

 

この、私が思う「普通はね?」とは違う感じにモヤっとしながら、1カ月、両親のあれこれをしてきたのだけれど。このモヤっとは、多分、ともさんの記事の内容と一緒なのだなと思うのだ。

 

脳のしくみの違い。

 

「様子を見守る」とか「その様子をやんわり伝える」とか「プロ目線での調整を期待してお願いしてみる」とか「今後のために内容を把握しておく」とか「将来の亊を考えて、皆様とコンセンサスを取っておく」とか。

 

そういう亊を、仕事の業務として理解はできても、日常の生活や家族とのやり取りで「必要」ときっちり明記されない限りは、本人は必要なければ、要らないタイプの脳。物事を潤滑に動かすための「根回しや調整」、「必要か必要じゃないか」以上の「気持ち」や「繋がり」・・・そういった目に見えない概念的なものを認識・把握・処理するのは、やっぱり無理なんだな、と実感した。

 

脳のしくみの違い。

 

大事な亊なので、もう一度言いました。そう言い聞かせないと、やっぱり「普通さぁ?」と思ってしまうし、「冷たい」とか「思いやりが足りない」と思ってしまうから。

 

 

でも、この家族をサポートしてくれてる人も、もう気が付いているだろうな・・・。だって、今回私が実家でしている諸々の亊、「急に」必要になったわけではないと思う。前々から、準備して始めれば、多分、ゆっくり準備・調整・実行できた亊だと思うのだ。それを、私が帰ってきたところで、急に、いろんな亊が明らかになり、「謎が解けた!」的な亊が増え、「あー!そうだったんですね!」と、みなさん口にする。

 

おかしいよなぁ。

 

やっぱり、家族全体が(笑)。

 

ここ1週間ほど、疲れて、毎日栄養ドリンクを朝飲んでいる。それでも、口唇ヘルペスが出来てしまい「あー、やっぱりな。免疫力下がってるな」と思っていたら、脇腹がめっちゃ痛くなった。あー・・・とうとう、帯状疱疹まで・・・。

 

そうよなー。もう、1カ月、まともに寝てへん。寝てへんねん。

 

目の下のぴくぴくも、止まらんし。

 

あー。頑張れ。あと、数週間で。一度、撤退できる。

 

頑張れ。私の身体よ。もう、ボロボロだ・・・と言いながら、最後に自分をほめるために自慢しておく。

 

 

福祉関連兄ちゃん: 今、こういうの(タブレット)使って、いろいろするんですけれど。もう、僕こういうのダメで。若い子なんか、全然普通に使えるんですけど。

私: え?お若いですよね?

兄ちゃん: いやいや!私、今年30ですよ!

私: ・・・え。私、今年4Xですけど!

兄ちゃん: ・・・えっ・・・見えなすぎますよね・・・。いや、本当に・・・。

私: 言動も服装も年齢不詳ってよう言われます・・・。

 

 

お世辞やって?いや、お世辞やったら、多分「私、今年30ですよ!」とは言わんと思う。ものすごく気遣いが出来るタイプの兄ちゃんなので。という亊にしておこう。

 

大丈夫。いろいろボロボロだけど、まだ大丈夫。まだ、見た目は大丈夫。