ボス・ティファニー:落差よ。 | マイノリティのお話

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ずっと人前で自分を出せない、自分でいてはいけないのだと思ってました。カウンセリングを受けたら、育った環境に原因がある事がわかりました。

私以外全員ASDだった。

ASDについて勉強したら、今まで見えてなかった事が見え始めた、そんなブログです。

ボス・ティファニー関連の記事、面白いので続きます。

 

 

 

微熱4日目の日、私はとうとう丸一日仕事を休む事にした。その日の夜の最終ミーティングは夜23時。ただし、今回は私が取り仕切るアビとその部下たちのミーティング。私がファシリテーションをするはずなので、出たいのだけど。

 

アカン。

 

頭が割れる・・・。これは、もう一日、何もするなのサイン・・・という事で、休む事にした。

 

 

そんな分けて、Microsoft Teams に、アビとその部下たち全員にメッセージを残しておいた。

 

 

私: すみません、具合が悪くて、多分夜23時のミーティングは無理そうです。申し訳ないのですが、下記の議題で進めて頂けますか?議題①については、この資料を見た上で5月X日までに各部2人ずつリーダーを選出。議題②は、マリア部長が資料を作ってくださっているので、それをもとに来年度の予算を全員で把握しておいてください。よろしくお願いします。P.S.①について質問がある場合には、私に個別でメールください。

 

しばらくして、これに着いたメッセージは、アビから。

 

 

アビ: 良く寝てね。MS Teamsもメールも禁止。あと、カクテルも。

 

 

・・・なんや、カクテルって・・・。と思ったけど、この急にランダムになんか入れ込む感じが、私と同じ仲間のADHD寄りっぽいな・・・と思って、ウケた。

 

 

そして、MS Teamsのメッセージとは別に、ティファニーとアビにメールを書いておいた。

 

 

私: 

 

ハロー、アビ&ティファニー、

 

というわけで、MS Teamsにメッセージを残したように、今日はお休みします。微熱なんですが、頭痛が酷くて、頭痛薬もうすぼんやりしか効かないので、ひたすら寝る事にします。抗原検査したけど、陰性なので、コロナではない様子。 あと、議題①についてですが、出来るだけ質問が出ないような内容にしてあります。もし、追加で質問があった場合には、私から後で回答します。議題②は、全員でコンセンサスを取るのが目的なので、アビ、よろしくお願いいたします。

 

 

で、アビから返信がすぐにきた。

 

 

アビ:

 

Sango、お大事に。ミーティング心配しなくても、ちゃんとしとくから。とりあえず、よーく寝なさいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、この間・・・。ティファニーからのメールもMS Teamsへの返事も一切なし。以前であれば、速攻、本当に、数秒以内に「お大事にね。水分たくさん取ってね。大丈夫?病院に行った?私がミーティングしきろうか?今週はもう休む?」みたいなぐらいに、めちゃくちゃ連絡が来ていたのだけれど。

 

 

今回、私が具合が悪い・・・と言ってからの連絡は、この一つ前の記事の。

 

 

ティファニー: そう、わかったわ。お大事に。

ティファニー: そう、わかったわ。

 

 

の二つだけである。

 

 

いや、心配してもらいたいのではない。客観的に、この違いにめっちゃ驚いているのである。

 

 

 

 

あの、ちょっとおかしいでしょう・・・いや、もはやちょっと怖いでしょう・・・というぐらい、毎日「今話せる?」と電話してきた感じ、そして私の一挙一動を見守っているかのようなメールやメッセージへの返信・・・そこから一転しての、コレ。

 

 

 

いや、そこにツッコミを入れているのではない。だって、これが普通だと思うから。上司と部下の関係なんて、こんなもんじゃない?アビは私のメッセージやメールに速攻で反応してくれるけれど、アビとは上司・部下以上に仲良しなので、それはわかる。お互いに多分、そう思っているので、プライベートでWhatsapp(LINEみたいなやつ)でも連絡取り合う。

 

 

でも、私の方が全然そうだと思ってなかったティファニーも、今考えると、アビと同じぐらいの距離感だったかもしれない事に気が付いた。

 

 

やっぱり、ティファニーの、私に対する距離感、明らかにすんごい詰まっていたのだ。

 

 

だって、私の他のチームメンバー、天才肌くん、ヤレクくん、ジンくんと毎日電話しようとしたり、週に2回ワンオンワンしようとしたりしてると思わないもん。そう考えたら、見えてきた。

 

 

この2か月ぐらい、いや・・・その少し前から、多分、ティファニーは私との距離を詰めてきたのだと思う。

 

 

ティファニー: 今話せる?

 

 

そう、上司から言われたら、「ハイ。もちろん」と答えて会話はしていたけれど、そういえば、特に仕事でそれほど必要な内容だと思った事は少なかったように思う。「?何の要件だったんだろう・・・まぁいっか」って事は、よくあった。

 

 

・・・気が付いてなかった・・・。そうか・・・距離、もうとっくに詰まってたんだ・・・。

 

 

これを機に、上司・部下の距離感に戻るといいなぁ・・・。でも、多分、ティファニー的には自分の一部が無くなった状態なので、多分、しばらくは違和感を感じたまま過ごすんだろう。どのぐらい時間がかかるかな・・・。これが普通になるのに。