いま気になってること

もう来週にはオリンピックが開幕するおフランスは、何だか色々大変だ。

日本政府が好意で開催して差し上げているジャパンエキスポで、弥助の刀として何故かワンピースのゾロの刀が展示されているという面白い事態が起きている。

UBIソフトっておフランスの会社だったねと思いながら、ワンピースのゾロが安土桃山時代に実在していたって言いたいのかな。

集英社と尾田栄一郎には許可取ったのかよとか、ジャンプマンガマニアで熟女マニアのマクロン大統領はこれ見て何とも思わないのかよとか、色々なツッコミが湧いてくるのだが、これ以上に混沌としているのがおフランスの解散総選挙後の政情である。


マクロン大統領は、下院の解散総選挙の決選投票で左派と中道派を一本化する事で、脱悪魔化した極右政党である国民連合を封じ込める事に辛うじて成功した。

マクロン大統領の中道派政党「再生」は議席をだいぶ削られたが、左派連合や左派の候補が議席を獲得した。

マクロン大統領にとっては、ほんの軽い致命傷で済んだ構図になっているのは先日お話した通りである。


現状フランス下院は、各派入り乱れてどー考えても何も決まらない議会構造になっている。

国民連合と手を組む事が無理な再生は、左派政党とないし左派連合と組んで行くしか、議会を動かしていく道は無い。

だから先日就任した、ユダヤ系で同性愛者でフランス史上最年少のアタル首相は、政権にとってこのほんの軽い致命傷になった選挙の責任を取って辞任する事になる(当面は留任するようだが)。


つまるところ、このおフランスの内政を纏めるポジションを左派連合に差し出す事になる訳だ。

だけどもフランスの左派って、まあ何処の国の急進左派はそうだけども、割とヤバいのである。

どうやばいかは、また今度。

 

 


 

 



 

 


 

 

 

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