最近衝撃を受けたニュース

「ミッション・インポッシブル」シリーズが好きである。

トム・クルーズは私人としては毀誉褒貶がある人だけども、間違いなく世界最高のフィルムメイカーの一人なのは疑い様の無い事実である。


還暦超えているのに今度はどんなアクションしたらスクリーン映えするかとずーっと考えてるんだろうけども、そのハチャメチャなアクションをする為の努力を常に欠かさない。

ミッション・インポッシブルシリーズの、とりあえずやりたいシーンを撮ってからシナリオの辻褄を合わせていくというスタイルは正直無茶苦茶だと思うけども、監督・脚本のクリストファー・マッカリーはそれをやった上でギャグもきっちりぶっ込んでくる辺りマジで凄い人だと思う。


僕にとってトム・クルーズと富野由悠季は同じカテゴリーに入っている人達で、無理はしないで欲しいと思う一方で、いつまでも自分の限界を超える為にごく自然に無茶をし続けるその姿を見ながら、もっとその無茶を観たいと思っているのだろう。


イーサン・ハントは人知れず何度も世界を救い続けて来たが、現実の諜報合戦というのは結構下世話なネタが多い。

セクシャリティのネタで強請られる事も多いから、そのネタが表に出てくる事は多分少ない。

そして強請り続けて情報を搾取する方が理にかなっているから、ターゲットの排除に動く事は意外と少ないんじゃないか。

そんな風に思っていたけども、そうじゃない事件が起きて割と驚愕している。


ロイター通信やCNNは、ドイツの兵器メーカー「ラインメタル」社のCEOの暗殺を、米独の当局が計画を察知・阻止していた事を報じた。

このラインメタル社、ドイツで兵器を造ってウクライナに売っている。

ただドイツの生産ラインだけだと供給量が足りていない状況で、それならウクライナに工場造って直ぐに出荷出来る体制を整えるという、ドイツとウクライナにはWIN-WINなプロジェクトをぶち上げた事で話題になった。

まあ下手人はこう話すと自ずと決まってくるよね。


このラインメタル社の一手も大胆で豪胆だが、わかりやすくここの社長の排除を企てるロシア(!)の諜報機関も同じぐらい豪胆である。

正直バレても現行犯にさえならなきゃどーでもいいというやり口は何度も見てきたけども、まさかこの状況でそれやるのかと驚愕せざるを得ない。

阻止できて良かったと思う一方で、どーすればこの供給体制を止められるのか工作員さんも考えたら良いんじゃないかなとも思う。

まあロシアはガチムチな価値観なので、きっと諜報機関の人達はそういうネタで強請られているんだろうとテキトーなネタを振って今日は終わり。


 

 



 

 



 

 


 

 



 

 



 

 







 

 

 

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