こんにちは!アズマハウジングです🏡
前回のブログで、建築基準法が改正されたことにより、建築される家には「省エネ基準」への適合が義務化されたことをお話ししました。
2030年には「ZEH水準」の標準化が予定されています!
「ZEH」(ゼッチ)とは?
ZEH(Net Zero Energy House)とは、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略。
家庭で年間に消費する一次エネルギー(石油・石炭・天然ガス、ウラン、太陽光など自然界に存在する状態のエネルギー)量の収支をゼロ以下にすることを目指した住宅のこと
住宅の断熱性能を上げたり、効率的な空調設備を入れたりすることで消費エネルギーを抑えると同時に、快適な住環境を作り出すことが可能です
ZEH住宅として認められるためには、以下の基準値が重要です。
★UA値(外皮平均熱貫流率)
★一次エネルギー削減率
UA値とは?
住宅の断熱性能を表す指標。
建物の外皮(壁、窓、屋根、床など)から熱がどれだけ逃げやすいかを示す数値です。
UA値が小さいほど断熱性能が高く、熱が逃げにくい省エネな住宅であることを意味します。
★省エネ基準やZEH水準などの断熱基準はUA値で表します。
地域の気温によって断熱基準はやや前後します。
「HEAT20」ってなに?
「HEAT20」は、民間で立ち上げた団体・基準の呼称です。
地球温暖化とエネルギー問題への対策のために「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」として2009年に発足。
そんなHEAT20が提唱しているのが、HEAT20基準。
地域区分によって異なる断熱等級5以上、ZEH基準相当を上回るUA値(断熱性能)の値を伝えやすくするために「G1」「G2」「G3」と分けています。
国が推奨している基準ではありませんが、著名な学者や有識者が集まって定めた基準ということで、信頼できる基準となっています
ZEHを取得するメリットやデメリットについてなどは、また次回、お話ししようと思います