サルとゴリラと私

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先日面白い話を聞きました。
サルとゴリラは似て非なるもの、もちろん人間も、とのこと。無知が故に、勝手に同じような動物と思っていました(人間は別として)。とはいえ、サルとゴリラと私(人間)は共通性があるようでないようで・・ということで、例えばライオンには感じられない親近感をサルやゴリラに感じるのは私だけではないかと思います。ところが、社会性の観点からみると、この3者は全くの別物です。

サルは序列社会で、親であろうが友であろうが、力が強い順に社会が形成されます。一方、ゴリラは力関係よりも親子関係が重視されます。つまり、社会を形成する基準が異なるので、サルはゴリラの世界では生きていけないし、ゴリラもサルの世界では生きていけません。では私(人間)はどうかというと、ゴリラの社会(親子関係)を維持しつつ、サルの社会を作り上げている稀有な存在とのこと。

さて、両者の性質を合わせ持ち、稀有な社会を形成している人間の社会は、以前はゴリラに近かったようですが、ここ最近はサルに近づいているようです。そのきっかけとなったのがSNSやインターネットの普及です。親子関係以上に、SNSやインターネットが身近なものとなり、その世界で強い影響力を持つ存在がどんどん大きくなっています。その結果、自分にとってより有益な(あくまでも自分基準です)情報や関係性を見出すことができるものを信望し、自分にとってより不利な(これも自分基準です)ことに対しては軽視することが、日々更新され、序列社会が徐々に形成されているようです。

今更ながら、親子の会話は大切ですね。子は親の背中を見て育つ・・。言葉にできない価値を見出してもらいたいと思っていましたが、社会が変わってきている以上、言葉を尽くしていかなければならないと思い始めました。